Bonanzaのアルゴリズムが、情報処理学会誌に載ってるらしい

スカイマーク最終便で実家から帰りました。
シグナスクラスは、すごい席が広かったです(それだけですが)
今は、第二日本テレビの番組を見てます(劇団ひとりがゲスト)


アンテナを巡回すると、

マイムーブの西村さんが、FurityPruningを新マイムーブに実装されてる模様。
フダンの日記のたわけさんも書かれてましたが、静止探索は要れずに末端以前でカットする手法と思います。
オセロは静止探索を通常はやらないみたいなので解りにくいですが、
自分は、通常探索の末端付近で、静止探索して、判断してみてます。
nullWindowで判断してもいいかもしれませんが、遅くなると思うので、どっちが速度と正確さで有効か?のトレードオフかなと思います。
probCutはnullWindowカットでやるみたいですが。
しかし、yowai_gpsにもう三連勝してるんですね(^^; それって評価関数は駒得だけですか?(位置評価もありかな?)
それだと、新マイムーブはすでに2次予選にいける位の強さには到達してそうですね……
まだ開発はじめて短時間と思うのに羨ましいです(^^;


WdoorにRatingが実装された模様。


あと、情報処理学会誌にbonanzaアルゴリズム紹介が載ってるらしいのが興味深いです。
情報処理学会誌は買うと高いので(会員じゃないので)本屋で立ち読みしてみます(たぶん新宿の紀伊国屋書店にはありそう。福岡の紀伊国屋にはイ置いていたので)
職場にあることはあるみたいなので、夏休み明けには読めると思いますが。
フダンの記録に、furitiyPruningのカット条件を将棋向けに改良したみたいな話があったので、興味深いです。

コンピュータ将棋の新しい動き : 3.コンピュータ将棋における全幅探索と futility pruning の応用


情報処理学会論文誌が本屋で買えないか?と調べましたが、紀伊国屋書店は取り扱ってませんでした。
人工知能学会会誌はオーム社が発行してるので買えますが、情報処理は無理のようです。


次に図書館を調べました。
調べると、世田谷中央図書館のみが23区内で唯一、「情報処理」を購読してるようです。
しかし入荷は8月末あたりのようです。


そこで、国会図書館を調べましたが、
現時点で未入荷で、入荷後も、閲覧用の資料登録作業などがあるので、すぐ閲覧可能になるかは判らないようです。


ということで、情報処理学会で、PDFを買うことにしました(^^;


保木さんの論文が6ページで、PDFは630円ですので、かなり高い気がしますが(^^;
http://fw8.bookpark.ne.jp/cm/ipsj/search_test.asp?from=&flag=6&keyword=IPSJ-MGN470816&page=&mode=PDF
会員登録をしてクレジットカード決済で購入可能です。


論文に目を通して、うーむとうなりながら、アルゴリズムを検討中です。
評価関数については詳しくは書かれてませんが、構造の簡単な項目を数万個を、棋譜から重ね合わせパラメータを学習させたという
感じですね。
やり方は、2000個の次の一手問題との一致度を教師データに、学習させているようです。


思ったのは、FutilityPruningで上手くカットをするためには、この局面はあまり良くないという局面の正確な評価が必要なので、
速い評価関数と枝狩カットは、車輪の両輪だなと……