雑種路線でいこう

2008年02月27日

小市民幸せに暮らせる社会へ

小飼弾さんや僕のように獣道を這い上がって生きていける奴もいれば、いわれた通り真面目に勉強し逸脱しない小市民だっている訳でさ、日本企業の強さってsync先輩のようなひとを大事に育てて馬車馬のように働かせてきたところにあるんだけどさ。

ちょっと時代が違えば僕が碌でもない革命家崩れとか出版奴隷のような仕事をして、sync先輩が大企業サラリーマンとして順風満帆な人生を送っていたかも知れない訳ですよ。そういう意味じゃ小飼弾さんのいう通り、最終的には自責ってか、いくらロスジェネだからって時代のせいにしたって詮無いよ。

結局、退職を余儀なくされることになり、転職活動を行っておりますが、これでも僕は「自己責任」なのでしょうか?

それとも産まれてきた時代が悪かった。それだけなのでしょうか?

教えて!ダンコーガイ!

ロスジェネとか雇用とか(一当事者として)+実際あった出来事 - syncのれんあい☆にっき ver1.1

厳しい言い方だけれども、君は今の君の境遇を会社という他人のせいにしたくてしょうがないようだ。

そのまま行けば、多分次の会社でも「やむなく仕事をした」あげく「退職を余儀なく」されることになるのではないか?

404 Blog Not Found:自己責任から自己権利へ

という訳で誰もが弾さんのように強くはないけれど、sync先輩は自分の不幸を誰のせいにしても幸せになれない、けどsync先輩みたいな真面目な小市民を使いこなせない社会とか会社って脆弱だよね、どうして日本企業ってこんな風になっちゃったんだろう、とか考える訳でさ。

日本だと学校教育がおしなべて変な環境から逃げ出さないパーソナリティを育てているところもあるよね。それは先生自身が殻を破ったことがないというのもあるし、殻を破っちゃうと勉強しないでドロップアウトするしね。否、殻を破って軽々と勉強もこなしちゃう鬼才も時にはいるけれど。本当は、殻を破った奴にも伝わるくらい本質的な言葉ってのがあって、自分の頭で考えて生きてきた奴なら、衒わなくてもそうやって導けるんだけれども、学校の先生には少ないよね。

僕がSEから足を洗ったのは24歳になったばかりの時で、25歳の途中で前の会社を見切った。けれど27歳で会社を見切れなかったsync先輩をどう思うかというと、それが普通なんじゃないかと思う。僕は勉強も見切って留年を続けて退学したけど、sync先輩は普通卒業したんだし。

どんな性格に生まれるかも、いつの時代に生まれるかも、結局のところ運だ。それを他責にしても詮無いし格好悪いから、パチッとモードを切り替えて、自分の性格で今の時代や世界とどう折り合いをつけていくかを考えなきゃいけない。弾さんはたまたま時代の流れに乗ったけど、それだけが正しい人生との向かい合い方じゃないんじゃないですかね。

僕はsync先輩に対してウジウジ文句いってないで世の中と折り合って逞しく生きろよ格好悪いぞって肩を叩きたい一方で、世の政治家役人に対しては、早く日本をsync先輩のような典型的日本人が大切に育てられ小市民としての幸福を全うできるような、本来あるべき日本社会を恢復して欲しいと切に希う。

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