天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

日中友好送別会

 今日は神田に勤務していた頃の水泳仲間の集まり、悠泳会の月例会だった。月例会といっても食事会のことで、毎月第三月曜日がその日。場所はいつも神田の「林菜家」という中華料理屋さん。この店のことは以前にも写真入りで書いている。
 今日は、この店の看板娘の林ちゃんが中国に帰るというので、送別会を兼ねていた。
 いつも10人前後のメンバーが集まる。その中で少し中国語を話す私が存在をアピールしていた。従って、何か記念になるものをと朝から考えていた。普通は、幹事役の人がそのようなものを用意して、みんなから費用を集金する。今日もそうだろうと思っていて、実際そうだったのだが、中国通として通っている自分としては、個人的にもあまり高価でない物をあげたかった。幸い神保町の文房堂で趣味の布バックを見つけた。
 さて今日の集まりは女性も4人も参加して盛り上がった。今日も店は繁盛していたその中で、我が会の最年長者の大学の先生が店の客の皆さんに、我々の集まりは林ちゃんの送別会だとのあいさつをしてプレゼントを贈った。狭いお店ではあるが店中の喝さいを受けて、彼女の笑顔とつい泣いてしまったところ。向こうで話している白髪の男性がその先生。いつもお孫娘さんとプールに来ていた。その彼女はもう小学校の5年制だとか。
 この先生は古式泳法の先生でもあり、80を過ぎて悠々と泳ぐとはまったく頭が下がる方だ。
 さて林ちゃん、(ウチにもこの前生まれた琳ちゃんがいるが)今月24日には飛行機に乗って福建省の実家に帰る。昨年の大地震のときに、家から帰ってこいコールがあったにもかかわらず、東京で頑張っていた林ちゃんが帰る。帰る理由は、やはり親からのコールで、今度は帰ってきて結婚しろコールということだ。
 向こうに帰ってから、「いっぱいお見合いをして、いい人がいたら結婚する」と言っている。こちらの会の女性陣は、「気に入らない人と結婚する必要などないよ」と日本人感覚でアドバイスをしている。林ちゃんの話では、24歳までならわがままも言えるが、25歳を過ぎると、もう中国では適齢期を過ぎたと評価されるので、どうなるのか分からない。いい人でないと結婚しないと強気の発言をしているが、「いい人」かどうかは親が決めるかもしれない。中国の田舎はまだまだそのような社会だ。
 さて林ちゃんがどうなるか。みんなで中国旅行を兼ねて福建省に遊びに行こうと話している。これが実現するとホントの草の根交流と言える。中国のお父さん、お母さんよりもう一つ高齢のおじさんおばさん達だが、行くと喜んでくれるかな?どうかな?