天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

平和を愛する文化祭

 昨日と一昨日は、地元八王子労政会館で行われた平和を愛する文化祭に参加した。我々日中友好協会八王子支部は、桧山ミュージアムと村瀬さんという方が戦時中に撮った戦地の写真を展示した。

 桧山ミュージアムとは、新宿区にお住いの桧山さんという方が、個人で集めた戦時中の武器(38式歩兵銃)から、金属類を供出した後の代用品などの生活用品や、召集令状赤紙)や各種配給券などなど。触ってみてよいというもの。今となってはとても貴重なものがたくさん。

 片づけを手伝ったが、結構無造作に箱に入れて運搬していらっしゃる。

 集めた本人は、何がどこにあるかわかっているのだろうが、この貴重な資料は後世に残しておく必要があると思う。

 日本が仕掛けた戦争が、いかに愚かなものだったかを金属製品の代用品を見ることで実感できる。


 写真展の方は、カメラ好きの村瀬さんという人が前線にカメラを2台持って行ったところ、理解のある上官が、記録写真を撮ることを許したおかげで現在まで、当時の生々しい記録を写真で見ることができる。

 行軍の道筋は、上海から南京、漢口へと続く。南京大虐殺の一部の写真もある。南京大虐殺がなかったかのように言う輩がいるが、こういう記録写真を見ると、そういう説がデマだということが分かる。何のためにあったものを無かったというのか。

 従軍慰安婦の写真もある。見学に来ている人たちの中で、若めの人で、初めてこういう写真を見た人は、かなりショックを受けている様子だった。

 さて、この展示は奥まった会議室で行われるため、人寄せのために部屋の奥で二胡を弾いていたところ、かわいい女の子がやってきて興味深々だったので教えてみた。
 すっかり気に入ったみたいで、二日目も来てくれた。それを予想して、二日目は二胡を二本持って行って、キラキラ星を一緒に弾いてみた。
かわいい弟子ができたのも、今回の収穫だった。