ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

可哀想なエミ

 エミが夕べ、左まぶたを蚊に刺された。エミは蚊に刺されるとアレルギーなのか、足でも腕でも,直径5センチくらい赤く大きく腫れ上がってしまう。そういう子なので、今朝起きて来たエミの顔は悲惨だった。
 「ママー!」というエミの泣き声に、どうしたのかと思って見に行くと、左目のまぶたがお岩さんのように腫れている。本人は「オペラ座の怪人みたいになっちゃったよう」と目に涙を浮かべながら笑っている。「明日から学校が始まるのに、こんな顔になっちゃって…」 私も「可哀想に!」と言いつつ思わず吹き出す。すごい顔なんだもの。次にケンスケが起きてくると、エミの顔を見るや走って逃げて行った。エミが蚊に刺された時、現場にいて目撃していたみんは、エミの変わり果てた姿に口をあんぐり開けつつ、「I saw it bite Emi right on her eyelid!」と忌々しげにつぶやいた。ま〜やはただ事ではない雰囲気に、「なに!? 見せて、見せて!」とまとわりつく。教会に行く前に、朝っぱらから一騒動だった。(笑)
 しかし、笑い事ではないよ。とりあえず抗ヒスタミン剤を飲ませたけど、明日までにこの腫れは引くだろうか。場所が場所だけにうっかり薬も塗れないし。よりによってどうして、高校生活第一日目の前日にこんなことになってしまったのか… 本人は嘆きつつもこの状況を面白がって笑うゆとりもあるようで、Her spirit is not down なんだけどね。神様、Have mercy on Emi!!

キャンプのこと

 この週末のミッショネットのキャンプは、この教区では初めての女の子だけのサマーキャンプで、参加者は30人ほどとあまり多くなかった。でも、そのおかげで他の教会の女の子やリーダーたちともゆっくりいい交わりを持ててとても楽しかった。私にとって嬉しかったのは、以前私の教会でミッショネットリーダーをしていたけれど、2年半前の分裂の時に他の教会にうつったジーンが、その教会の女の子たちを連れてキャンプに来ていたこと。ジーンが移った先の教会は、当時まだとても小さくて、ミッショネットのプログラムがなかった。それでジーンはそこで新たにミッショネットを始める重荷を感じて、ゼロからスタートしたのだった。
 教会が分裂して他所へ移った、なんていうと、いかにも気まずい雰囲気でもありそうに聞こえるかもしれないけれど、ジーンとは全然そんなことはなくて、今回も一緒に奉仕できてとても楽しく、嬉しかった。何より、彼女のミニストリーの「実」を見ることができ、それを一緒に味わうことができたのは私にとっても素晴らしい祝福だった。ジーンが連れてきた五人の女の子たちが神様に触れられている様子を見つつ、これもあの時ジーンがあちらの教会にうつってミッショネットを始めたからなんだ、神様がそのようにジーンを導かれたからなんだ、と思ったら、感謝で胸が一杯になった。私が今ミッショネットのリーダーをしているのも、ジーンが抜けた後を埋めるためだったので、ジーンも彼女が受け持っていた女の子たちを今私が面倒見ているのをみて、喜んでくれた。ジーンとも、あの時はお互いいろいろ苦しかったけど、こうして見ると、やっぱり神様は全てを相働かせて益としてくださっているのが分かるね、と一緒に主の御名を讃えた。それから、彼女は新しい教会の婦人会の学びでしばらく前に『バウンダリーズ』をやったそうで、その話でも盛り上がった。タウンゼント博士たちのラジオ番組『New Life Live!』はすごくいいよねー!とか。(笑)
 キャンプの間中、林の中を器材を抱えて歩いている時、子供たちを連れて水遊びをしている時、キャンプファイヤーを囲みながらみんなで主を賛美している時、何度も何度も、「私にこういう人生を与えてくださって、ありがとうございます」と主に感謝していた。もともとそれほど子供好きでもなかった私が、暑い暑い夏の週末、汗だくになって林の中で子供たちと遊んでいることが何だか不思議で、そして幸せで、イエス様のくすしいお名前を誉めたたえずにはおれなかった。感謝せずにはおれなかった。

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