ミルトスの木かげで

旧はちことぼぼるの日記

God Bless you!!

まことのいのちを得るために…
……so that they may TAKE HOLD OF THE LIFE THAT IS TRULY LIFE.
(第一テモテ6章18節 写真はミルトスの花)

プリンストン出張

 80年代に大学院4年間を過ごした地球流体力学研究所の創立50周年のシンポジウムがあるというので、9年ぶりにプリンストンを訪れてきた。発表もなく、いたって気楽。

 初日の火曜日は午後1時半からの開始だったが、土日と続けて看板作りで徹夜をしたため、ホテルの目覚ましが鳴っても起きれず、結局目がさめたのは午後2時前。遅刻して会場に到着すると400人は下らない聴衆でほぼ満席。一番後ろに座ってひょいと見ると、となりの席にはカオス理論の元祖MITのエド・ローレンツ教授が座っていた。もう結構なお年のはずなのに、まったくかくしゃくとしている。全体を見わたした感じでは、プリンストンだけではなく、世界中からいろんな研究者がお祝いに駆けつけてきているようだった。寝坊で朝昼食べ損なったので、夜のバンケットになるまでに腹は減るわ目は回るわで、かなりしんどかった。バンケットからの帰り際に「あら、ぼぼる君、来てたの」と真鍋淑郎先生ご夫妻に呼び止められ、しばらく立ち話をする。他にも2、3人知っている人を見かけた。

 昨日は逆にほとんど眠れず、また半徹夜状態。朝のセッションは大学院の卒業生によるパネルディスカッション。後輩たちが各方面で国際プロジェクトの要人になったり、大学の気象学科の学科長になったり、連邦政府の科学アドバイザーになったりと活躍中の様子は、とても頼もしかった。先週のカトリーナの件についてもどっさり情報提供があり、これを聞いておけばラジオのインタビューもできたかもしれないな、と思った。

 実は、シンポジウムよりもむしろ気になっていたのが大学のキャンパスとその周辺状況。休み時間をフルに使ってそこら中歩き回り、写真を撮りまくった。中には様子が変わってしまった場所もあったが、思い出のたくさんつまった場所も多く、当時にタイムスリップしたような気分になった。

はちことぼぼるが初めて邂逅したプリンストンジャンクションの駅 この階段を重いスーツケースを持って降りてくるはちこの姿が目に見えるよう

はちこのオフィスがあった心理学教室のビル入り口

はちことぼぼるの定番のデートスポット プリンストニアンダイナー。当時に比べて建物はずいぶんモダンになった

はちこもぼぼるもお世話になった大学院寮 Graduate College

かつてぼぼるが住んでいたボロアパート

行きつけのレストラン ウィンベリーズ

ウッドローウィルソンスクール前庭の噴水は昔のまま

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