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God Bless you!!
(ミルトスの花)

Christian spiritual formation is the process of being conformed
to the image of Christ for the sake of others.
M. Robert Mulholland Jr.

ブログを移転しました。こちらにお越し下さい。よろしくお願いいたします。
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2007-01-13

アーサー・デモス氏に関するタイム誌の記事(かなり詳しい)

| 22:15 | アーサー・デモス氏に関するタイム誌の記事(かなり詳しい)を含むブックマーク

 1999年にアメリカでもアーサー・デモス財団による同様のキャンペーンが行なわれた時、「アーサー・デモスって、誰よ?」みたいな記事をタイム誌が掲載しているのを見つけた。3ページにわたる記事でかなり詳しい。



 この記事によると、アーサー・デモスは若い頃に競馬のノミ屋のようなことをして財を築き、24歳にしてすでにキャデラック3台を所有するほどだったそうだ。しかしその後、リバイバル集会で回心し、夫婦でトニー・カンポロ師の教会に行くようになった。クリスチャンになったデモス氏は、カンポロ師いわく、「the most consistent Christian life of any person I've ever known」を歩んだ。(以前このブログで「売春婦のために誕生日パーティーを開く教会」という記事を書いたことがありましたが、トニー・カンポロ師は、その時売春婦に誕生日パーティーを開いた牧師・社会学者です。また、クリントン元大統領とモニカ・ルウィンスキーさんの事件の後、クリントン氏の霊的アドバイザーを務めたのもカンポロ師。)

 デモス氏はある時カンポロ師に「私は自分の人生をフルタイムのクリスチャンの奉仕に捧げます」と言ったのだそうだ。それでカンポロ師が「宣教師にでもなるのですか」と聞くと、「いいえ、宣教師はすでに大勢います。でも、宣教師たちの働きを支えるためにお金をたくさん稼ぐ人たちが必要です」と答えた。そして彼は生命保険の会社を設立し、まず保険を保守的なクリスチャンたちに売るところから始めた。保守的なクリスチャンたちは健全な生活のゆえに寿命も長く、彼のビジネスは安定した。彼はさらにテレビのCMを使ったダイレクトマーケティングを始め、大成功した。デモス氏は自分の稼ぎの約50%を宣教団体に献金していた。そして彼が53歳で亡くなった時、さらに二億ドルを献金したそうだ。カンポロ師いわく、"He kept his commitment from beyond the grave."

 アーサー・デモス財団の1997年の税金申告によると、2500万ドルの支出のうち,海外宣教へが900万ドル、国内でも青年の純潔を守るためのテレビキャンペーンに使った支出が900万ドルだそうだ。さらに、パット・ロバートソン(アメリカでは著名なテレビ伝道師かつ活動家)が創立した中絶や同性愛の結婚に反対する法律事務所(非営利団体)への献金が160万ドル。

 うーん、スケールが違う。しかも、これだけのことを何十年にも渡って(50年以上?)行なっていたにもかかわらず、まったく知名度が低いというのがまたすごい!! アーサー・デモス財団に問い合わせたジャーナリストの中には、財団から"The Foundation has a history of not seeking publicity(当財団は広報はしないことにしているのです)" というファックスを受け取った人もいるらしい。またこの財団から寄付などを受け取る人たちは、秘密保持契約にサインするため、この財団を賞賛することすらできないのだそうだ。

 そういえば、シカゴの高速道路では、時々、誰がスポンサーなのかまったくわからないキリスト教のメッセージを掲げたビルボードを見かけるのだけれど、ひょっとするとこれもアーサー・デモス財団の仕業(?)なのかも。

追記:このキャンペーンの日本側の窓口になっているのは、尾山謙仁先生(ファミリーネットワーク主幹)だそうです。こちらに直接メールをすれば、教会などでの伝道用に100冊単位でも無料で送付してもらえるそうです。

二回目、行って来た/Princeton

19:34 | 二回目、行って来た/Princetonを含むブックマーク

 木曜日は、フィットネスクラブのオリエンテーション第二回目に行って来た。トレッドミルとかステッパーとかエクササイズバイクなど、有酸素運動系のエクササイズ器具の使い方を教えてもらった。もちろん実際にやってみたりもした。いろいろプログラムできるようになっていてすごいのね。バーを握るだけで心拍数が計測されたり。インターネットにつながっていて、ネットサーフしながら使えるトレッドミルもあった。でも私は普段パソコンの前に座っている時間が長くて運動不足になったのだから、フィットネスクラブに来てまでネットサーフはしたくないよ。(笑)

 ありがたかったのは、トレーナーの人が40代の女性で、私みたいなエクササイズ初心者の中年女性のこともとても丁寧に指導してくれたこと。若いかっこいいお姉さんインストラクターだと気後れしちゃいそうだけど、こういうトレーナーなら私も安心。それに、私がジムに行く時間帯が昼の12〜1時だからか、来ている人たちも高齢の方が多く、みんなちゃんと自分の身体のケアしてるんだなーと励まされた。

 次は来週の月曜日。筋トレの機械の使い方などを教わります。昨日は60代くらいの女性が筋トレマシーンを使っていて、顔はどうみてもおばあちゃんなのに、腕とかキュッと引き締まって明らかに筋肉がついていて、びっくりしてしまった。外見のためなら私はあそこまで筋肉鍛えなくてもいいかなって思っちゃったけど、あんなふうに筋肉がついていると、年を取ってからの日々の生活面でもいろいろメリットがあるのかな。

 話変わって… 私の大学院時代の恩師が今年リタイヤするそうで、6月に引退記念パーティー及び講演会がプリンストンで開かれる。先日、プリンストン大学の心理学学科からお誘いの電話がかかってきた。話を聞くと、この企画を中心になって計画しているのがシカゴ大学のボアズとテキサス大学のマットで、二人とも私のオフィスメイトだった学生(っていうか、今は教授だけど)。この二人がやってるなら私も行きたいかな。何より、この先生にはお世話になったのだし。アメリカの大学院では少しも珍しいことではないけれど、私の4年間の学費も生活費も、すべてこの先生のグラントから出してもらったのだ。それなのに私は、卒業後アカデミアに残らず、家庭に入ってしまった… 

 だいたい私は、在学中に結婚はするわ、1年休学はするわ、あげくに子供は生むわで、かなり異色の学生だったんじゃないかと思う。エミが生まれて最初の半年は、研究室にベビーベッドを置かせてもらい、毎日のようにエミを同行していた。マットは、心理学科の倉庫にしまわれていた赤ん坊の視覚の実験に使われるモビールを見つけてきて、埃を払ってエミのベッドの上にかけてくれた。他の学生たちもやってきて、エミの足の裏をくすぐってはバビンスキー反射のデモンストレーションをして喜んでいた。倉庫にヴィジュアルクリフ(視覚的断崖)の実験装置も見つけたから、エミを使ってやってみようという学生もいた(笑)心理学科の図書館では、調べものをしている間、司書のお姉さんにエミを抱っこしてもらったこともあった。(大学のHPで調べてみたら、彼女は今でも心理学科の図書館司書をしているようだ。) 先生は、実験室の一つをエミの授乳室に使っていいよと私に鍵をくれた。私がエミをベッドに残してちょっと席をはずした隙にエミが泣き出して、隣の部屋にいた先生が出て来て困った顔でエミをあやしてくれて(エミはますます泣いて 笑)、とても恐縮したこともあった。研究面では必ずしも出来の良い学生ではないくせにこんな余計な手間ばかりをかけさせた私を、投げ出さずに最後まで面倒見てくださった先生には本当に感謝している。博士論文のディフェンスが無事に終わり、お祝いに先生が私とぼぼるパパと、当時の研究室の学生二人を連れて、学内にある職員専用の豪華なレストランに食事に連れていって下さった時のことを思い出す。グラスを掲げて、「おめでとう、ドクター!」と先生に言われた時の感動は忘れない。

 いろんなことを思い出すと、これは是非とも行かなくては、という気になってくる。そもそもプリンストンは私とぼぼるパパが出会い、結婚式を挙げた場所でもあるし。それに6月は、私に言わせれば、プリンストンが一年中で一番美しい時期。子供たちの学校のスケジュールさえあえば、行って来よう。

追記:バビンスキー反射とは、赤ん坊だけにみられる反射です。2歳未満の赤ちゃんがおうちにいらっしゃる方,赤ちゃんの足の裏を軽くくすぐってみてください。足の指が扇型に広がれば正常です。詳しくは上のリンク先をどうぞ。

Grace馨子Grace馨子 2007/01/14 04:40 アーサー・デモス財団についての詳しい説明をありがとうございました。
「宣伝しない」というポイントに私はとても心を打たれました。
自分は、やはりキリスト教はもっと発信し、広報する必要があると考え、
だから、自分自身もブログを書いたり、ホームページを作ったりしているのですが、
何か、あり方を考えさせられました。

でも、人それぞれの使命があるのですよね、きっと。
お金で貢献する場合には広報せず、そういう手段でない場合には、
小さな言葉でもブログで紡いで皆様にお届けする、という風に
役割分担を心得て、自分の「分」を忠実に果たすのが大切なことかもしれませんね。

yukayuka 2007/01/14 05:38 財団についての説明感謝です!すごい方ですね。天に宝を積まれた。任されたものを忠実に守り、そしてそれをもって仕えた方だったんだ。
プリンストンへ道が開かれると良いですね!!

erinaerina 2007/01/14 05:48 フルタイムのクリスチャン。そのあり方っていろいろあるんだということを改めて認識させられる一言ですね。
子供を抱えながら学位を取られたって、呆気にとられるくらい凄い!
その周囲の暖かさがさらに凄い!!!
6月に行けるよう祈っています。

ViviVivi 2007/01/14 05:49 はちこさんのサイトでアーサー・デモス財団についての一連の記事を読ませていただいて感謝しています。
ネットで検索した時、2チャンネルも出てきて読んでみたのですが、書かれてあるコメントのほとんどが怪しい、気持ち悪い、というもので、中にはヒルマン監督がわけのわからない宗教団体の広告塔となっていると知って日本ハムのファンクラブを即刻辞めたというコメントもありました。
この国の宗教アレルギー(?)は根深いと感じました。
オウム真理教をはじめとする宗教関係の嫌な事件が多くの人の心に陰を落としていて、宗教は危ないというイメージを持たれてしまったのでしょうね。
はちこさんも書かれておられたように、それでもこの財団のこのやり方を通して神さまがなさろうとしていることがきっとあるのでしょうね。

はちごろーはちごろー 2007/01/14 07:24 数日前の『夕刊フジ』で報道されていました。ほかの方もコメントされているように、
ネガティブなイメージでの報道でした。
トラクトを持っていますが、聖書のことは書かれているが、宗教アレルギーを考慮
(?)して作られている印象を受けました。

はちこはちこ 2007/01/14 18:42 Grace馨子さん
>でも、人それぞれの使命があるのですよね
私もそう思います。デモスさんは、自分が召されたこと(お金を稼いで宣教のために献金する)ことにひたすら忠実であったのでしょうね。この件からは私もいろいろ考えさせられ、inspireされました。

yukaちゃん
私もすごいなと思いました。デモス氏は53歳の時にテニスコートで倒れて亡くなったそうですが、これだけ忠実に主に仕えていた夫(父親)が53歳で急死したら、家族が神様に不満を感じたとしても不思議はないでしょうに、デモス氏の死後も、奥さんと弟さんとお子さんたちがこの財団を引き継いで、今にいたるまで忠実であり続けているんですよね。生前のデモス氏が御家族に与えていた影響を思います。

erinaちゃん
>フルタイムのクリスチャン。そのあり方っていろいろあるんだということを改めて認識させられる一言ですね
本当にそう思う。私も改めて、神様は私に何を望み、どう用いられようとしているのか、考えさせられました。そして、ひたすらその一事に忠実な者でありたいと思いました。

Viviさん
2チャンネルあたりだと、そうでしょうね。いえ、2チャンネルでなくても、やっぱりうさん臭いと感じている人たちは少なからず(クリスチャンを含めて)いることでしょう。無理もないですけどね… そして、一般の人に「うさん臭い」「怪しい」と思われてしまうなら、宣教方法としてはどうよ、とは思いますよね。でも、アメリカでもタイでも、カルト疑惑が持ち上がりつつも非常に多くの人たちがこの本を請求したことを思うと、日本でもこれを通して主のもとに導かれる魂が一人でも起こされることを切に祈ります。
そして、イエスさまのやり方も、当時の宗教家の目から見たら神への冒涜であり、受け入れ難いものであったことを思うと、現代の私たちも、表面に見える彼らのやり方だけで判断を下してはいけないと感じました。私たちも心が柔らかくされ、霊の目が開かれ、御霊の導きに従ってこの件についても世の人々の救いのためにとりなしていきたいですね! 

はちごろーさん
ネットで調べたところ、タイム誌の記事を引用しているセキュラーのニュースサイトがあったのですが、誤訳していて、財団がいかにも怪し気な声明を出したかのように見える記事になっていました。(^_^;; 最初から「怪しい」というスタンスで情報を集めているのでしょうね。