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God Bless you!!
(ミルトスの花)

Christian spiritual formation is the process of being conformed
to the image of Christ for the sake of others.
M. Robert Mulholland Jr.

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2007-01-15

エキサイトニュースに誤訳

| 08:55 | エキサイトニュースに誤訳を含むブックマーク

 アーサー・デモス財団について、もうこれ以上言うことはないと思っていたんだけど、エキサイトニュースの記事にタイム誌の記事を誤訳して言及しているのが見つかったので指摘しておきたくなった。

 エキサイトニュース「米国発謎の「宗教団体」 日本で大キャンペーン」のこのくだりです。

1979年にデモス氏がある牧師に「キリスト教の伝道を始めたい」と相談する。しかし、牧師は「宣教師はたくさんいるから、宣教師を支えるカネを持っている人が必要」とアドバイス、これが裏舞台での宗教活動を行うきっかけになった。

 は? タイム誌に書いてあるのはこうなんですけど。

Campolo recalls an early talk with DeMoss. "He said to me, 'I'm gonna give my life to full-time Christian service.' I asked him if he was going to be a missionary. He said, 'Oh, no. We have enough missionaries. We need people who will make a huge amount of money to support missionaries.'"

 うっかり誤訳するほど複雑な英語とは思えないのに、どうして牧師がアドバイスしたことになってしまうのか。ちなみに、1979年というのは、デモス氏が亡くなった年です。記事の論調が記者の見方に影響されるのは仕方ないけど、言及する時には正確にしてほしい。

 エキサイトニュースにトラックバックしたかったのだけど、エキサイトブログを持っていないのでできなかった…

めぐんちゃんめぐんちゃん 2007/01/15 11:23 むむっ。これはなんか、妙な感じの誤訳ですねー。

映画やドキュメンタリーの誤訳も気になるけど、こういうのは特に・・・。私が心配するのもお門違いなのかもしれないけど、それでなくてもこういう形式の伝道で誤解や反感が募らないかとハラハラするので。

例え反感が募ろうと、大勢の人が気持ち悪いと思うだけだろうと、そこから希望を得、神様と出会う人が5人でも10人でもいるなら価値はあるし、神様がどんな風にこのミニストリーを使おうとされてるのかは私の理解外だし、偏見を持たないで見てみたいとは思っていますが。

メディア伝道に関する根深い不信感が、知らないうちに私の中にも刷り込まれてるんだなあと気づく今日この頃です。

はちこはちこ 2007/01/15 15:28 >例え反感が募ろうと、大勢の人が気持ち悪いと思うだけだろうと、そこから希望を得、神様と出会う人が5人でも10人でもいるなら価値はあるし

アーメン。人の魂の価値が無限のものであるとしたら、今回のキャンペーンでたとえ一人しか救われないとしても、一万人が救われるのと同じ価値があることになるんだよね。無限+無限=無限なのだから。

そしてこのキャンペーン経費は10億とか言われているけど、神様って、たった一人の魂を救うためにでも、10億を惜しまずに投資されるお方だと思うのね。よく言うじゃない、イエス様は全人類を救うために十字架で死なれたけれど、この地上にたとえ私一人しか人間がいなかったとしても、それでもイエス様は私のためだけに十字架にかかって死んでくださっただろう、って。 

たとえば神様がこの財団に「今回の日本でのキャンペーンでは一人しか救われないのだけれど、それでも10億出してくれるか」と聞いたとする。そして財団は、「はい、その一人のために10億出します」と言ったのだとしたら… 

伝道って、宣教の働きって、「コストパフォーマンス」や効率の良さで測れるものじゃないんだよね。この財団のことはよくわからないけど、それでも私は、そこまでの従順さと熱意をもって、神様が私を召してくださったことのために自分自身を注ぎ出すことができるだろうかって、すごく探られました。 私は10億円なんて持ってないから、神様が私に10億投資してくれとはおっしゃることはないだろうけど、でも、代わりに別のものを与えてくださっているはずだよね。そして神様がそれを投資してくれと言われる時、私がそれをhold backしてしまうことがありませんようにと祈らされた…

meekmeek 2007/01/15 19:47 二番目になりましたが、私もエキサイトブログにTBさせていただきました。
大変参考になる記事をありがとうございます。たくさんの人がTBすればいいかもしれませんね。

はちこはちこ 2007/01/15 21:08 meekさん、そしてお鹿ちゃんもエキサイトニュースにトラックバックしてくださったのですね! どうもありがとう!
meekさんも指摘しておられるように、「キリスト教右派」と言った時に連想される「ブッシュ政権やネオコン」のネガティブなイメージというのは、今回この財団が日本で嫌がられている要因の一つだろうと思います。キリスト教右派って、要するにどういうキリスト教なのかといえば、聖書を神の言葉と信じている福音的なクリスチャンのことで、では右派じゃないキリスト教はと言えば、いわゆる「リベラル」やカトリックなわけですよね。だから、キリスト教右派と呼ばれるグループは、決して怪しいわけではないんです。そういえば日本のメディアでは、アッセンブリーオブゴッド教団のことも、「『神の集会』というキリスト教右派」と、いかにも怪し気な宗派であるように報道されていたこともありました。福音的(エバンジェリカル)=キリスト教右派=怪しい ということで、どうも日本でのアメリカのキリスト教のイメージが一人歩きしているらしいことをとても残念に思っています。

はちこはちこ 2007/01/15 21:32 私としては、決して「アメリカのキリスト教」を擁護したいわけではないのです。(国を問わず)個々のクリスチャンにも様々な欠点があるように、アメリカのキリスト教にもいろんな問題点があるでしょう。でも、そういった人間の弱さや醜さや欠点を超越してもっと大きい神様の恵み、憐れみ、愛、偉大な御業、ご計画、お心… そういったものを、今回なぜか、強く感じさせられたのです。

lokiloki 2007/01/16 00:29 お久しぶりです(^−^ 実は私は妻に教えてもらうまでどこが誤訳なのかわかりませんでした(恥 常識的にアドバイスするのは牧師の方だという先入観もありますしね。 また日本ではキリスト教といえばカソリックで、プロテスタントは新興宗教?と誤解している人も多くいるようです。この誤訳に他意はないと思いますよ。

yukayuka 2007/01/16 01:00 >イエス様は全人類を救うために十字架で死なれたけれど、この地上にたとえ私一人しか人間がいなかったとしても、それでもイエス様は私のためだけに十字架にかかって死んでくださっただろう、って。 
Amen
その十字架の愛が、救われて年を重ねていくと、深さがもっとわかってくるんですよね。惜しみない神様の愛がわかってくるんですよね。

lokiloki 2007/01/16 01:42 あ、あとですね。デモス氏がどういう立場の人かわからない人は、”We”とは当然、牧師側=教会側だろうと思っちゃうのも誤訳しちゃう一因だと思いますね。

はちこはちこ 2007/01/16 08:38 lokiさん
お久しぶりですね〜♪ 母国語で読んでいても、早とちりってありますから、外国語で読めば読み間違えることがあるのも仕方ないでしょうね。(私もよくやります。 汗)でも、個人ブログならともかく、一応「報道」しているなら、その辺、もうちょっと気をつけて欲しいと思ったのでした。

yukaちゃん
一人だけを救うのも、全人類を救うのも、神様にとって同じだけの価値があるって、考えれば考えるほど圧倒されますよね。

はちこはちこ 2007/01/16 09:04 meekさんのブログにもコメントしたのですが、確かに、本を請求するために自分の名前や住所を渡すからには、相手が何者なのか知りたいのは当然ですよね。 やり方としては、どうしてわざわざこんな物議をかもすような方法で? と思ってしまいますよね。

それにしても、今回の件は、ある意味私の常識に挑戦状を渡されたような気がしました。常識的に考えれば、敬遠されるのが当然の「愚か」にさえ見える方法で誰かが神様の働きをしている時、それを「クレイジー」だと決めつけてしまっていいのか、それとも私の目や知性には見えていない神様の意図が背後にあるかもしれないと、祈りつつ静観すべきなのか… 判断基準は一概には言えないですね。世の中には、「宣教・伝道」と称して、実際クレイジーなことをして神の名を汚す人たちもいるだろうと思うと、ほんと、難しいなと思わされます。

めぐんちゃんめぐんちゃん 2007/01/16 11:33 それにしても、今回の件は、ある意味私の常識に挑戦状を渡されたような気がしました。>

はちこさんやさおりちゃんのブログを読むまで、私はこのミニストリーについて何も知らなかったのですが、上のコメントを読んでほんとにその通りだなと思いました。

日本で大々的にメディアを通じた伝道がなされているのを見て、どうぞ成功しますようにと祈る気持ちと同時に、正直かなりUncomfortableだったりもして。

でもはちこさんも書いておられたように、イエス様の最初のミニストリーだってUnconventionalで、当時のユダヤ人にとってはUncomfortableどころの騒ぎではなかったはずだというのを読んだり、M-floのVerbalさんや日本ハムのヒルマン監督がキャリアを危機にさらしながらも信仰告白するのを見て、<そして神様がそれを投資してくれと言われる時、私がそれをhold backしてしまうことがありませんようにと祈らされた…』 >というのを私も考えさせられました。

はちこはちこ 2007/01/16 19:47 >正直かなりUncomfortableだったりもして

そうなんだよね。 こんなやり方じゃ絶対反感買うだけだよーって、つい思っちゃう。一方で、ノアだって神様に言われて箱船を造っている時、まわりの人からはどれだけ気違い扱いされ、馬鹿にされただろうかって思ったり。それに、今回は規模が大きいからすごく奇異で異質に見えたけど、神に従うクリスチャンの歩みって、本来日常レベルでこういうことの連続なんじゃないかなって思ったら、彼らのやり方が常識はずれだと簡単には批判できなくて…

だけど、今日の午後は、今回のことでちょっとムキになっている自分にも気づかされ、「はちこはまだまだ私の心をわかっていないね」って語られてしまいました。(涙) 神様のお心を知りたい、神様のハートビートにあわせて生きたい、そう思っているはずなのに、いつの間にか自己主張をしている自分がいて、神様はそれを見逃さなかったようです。(くすん)

tomotomo 2007/01/17 05:04 皆さんのコメントを読んでいて。

マルコ2:1-12の「屋根をはがし穴をあけて中風の人を寝かせたままその床をつり降ろした人達」の話を思い出しました。昔バイスタで、ある友人が「クリスチャンは時に、普通の人から見ると理解できない行動を取らなければならないことがある。でもそれが主を求める姿勢なのだと思う。」とshareしてくれました。

確かに、イエス様はこの世の人に一番理解されなかった人だと思います。宮のお店をひっくり返したり、弟子の足を洗ったり、目の前の人には「はぁ?」と思わせることも多くされています。でも、ゲツセマネの園で祈られていたとき、寝てしまった最愛の弟子を見た時、また孤独に十字架にかかられた時はどんなお気持ちだったか、自分がイエス様の立場だったら、心が痛むでしょう。

でも、同時に、イエス様ほど、それまでに示されていたご自分に対する預言が実現されるように忠実におられた方はいなかったと思います。つまり、人が理解できる言葉にも忠実であられた。

自分は、聖書に示されている、御国の到来の預言に忠実でいるか? と、考えさせられました。

めぐんちゃんめぐんちゃん 2007/01/17 11:44 今回のことでちょっとムキになっている自分にも気づかされ、「はちこはまだまだ私の心をわかっていないね」って語られてしまいました。(涙)>

はちこさん、それすごいよく分かる!私もきっとそうだ!!

そんなムキになるつもりはないものの、なんか色々考えてるうちに心臓がドキドキして、肩が張ってきたりして、Anxietyを覚えてる症状が色々と・・・。これはもしかしたら「ちょっと軌道がずれてるよー」という聖霊様の囁きかも??

自分の器の小さい面を見ちゃうのは嫌なんですが、そういうとこも含めて受け止めてくださる神様の愛を素直に受け取って、自分のことも受け入れていけたらな、と思いました。

はちこさんありがとう。はちこさんでもそんな風に感じるんだなと思ったら、なんか気が楽になって、意地を張らずに神様に全部持ってくことができそうです。

はちこはちこ 2007/01/17 17:19 tomoくん
>つまり、人が理解できる言葉にも忠実であられた。
なるほど、その通りだよね。イエス様が時に「はぁ?」と思われるようなことをなさったのは、 not for the sake of being different and strange but he was simply trying to be faithful to what God told him to do だったわけだものね。
世の中で起きているいろんなことを通しても、聖霊さまは私たちの心をパーソナルに探られるお方なんだなぁと、私も思いました。

めぐんちゃん、
スタート地点は純粋でも、すぐにいつの間にか軌道がずれて、in my own right で歩き出してしまうのが私たちなのかもしれないね。でもそのたびに軌道修正してくださる神様に感謝です!
私も、これを感じてたのが私だけじゃなかったとわかってホッとしました。めぐんちゃんもシェアしてくれてありがとうね!

ヒソカヒソカ 2007/02/14 04:08 はじめまして。書き込むのは初めてです。

報道を見ると、特定の考え・先入観を助長するような
報道のされ方だと思います。そこで、私も拒否反応
が出ました。しかし、主イエスが何の肩書きも地位も
なく、宣教されたことを鑑みれば、この団体の行動も
そうした主イエスの歩みにならうものなのかもしれ
ません。そういう意味では、私たちの宣教姿勢が
問われているとも言えます。手放しで歓迎は
できませんが、といって全否定というわけでも
ありません。もっとこの団体がどういう団体かを
示してもよいように思います。

はちこはちこ 2007/02/14 07:15 ヒソカさん、初めまして!
日本側の窓口になった尾山謙仁先生は、去る2月1日に記者会見を行なったそうです。その中で、「クリスチャンの皆さんに事前に祈りの課題として提供したかったが、誤解されると契約やプロジェクトの業務に支障をきたす可能性があったため、情報をあらかじめシェアすることはまったく出来なかった」と言っておられたそうです。(クリスチャン新聞より。http://jpnews.org/pc/)
今回の騒動(?)とそれに対する日本の教会の反応を見ながら、思い出されたのはルカ9章の弟子達とイエス様のやりとりでした。弟子達は、知らない連中がイエスの御名で働きをしているのを見て、「私たちの仲間ではないので、やめさせた」のですが、それに対してイエス様は「やめさせることはありません。あなたがたに反対しない者は、あなたがたの味方です」とおっしゃられましたよね。 寛容な、そしてある面ドライな反応だなと思いました。
否定や批判をすることはない、しかし駆け寄って一緒に働きなさい、というわけでもない…

今回のキャンペーンで、80万部以上の『パワーフォーリビング』が配布されたそうです。それはすごいことですよね。「話題の本」だけあって、ノンクリスチャンに渡すと結構喜んでもらってくれるのだそうです。この80万部が、読まれた方たちの心に触れ、用いられることは祈りたいものですね。

はちこはちこ 2007/02/14 08:04 今回の件に関する、クリスチャン新聞の編集長、根田祥一氏によるオピニオン記事もありました。
クリスチャン新聞: ◎<オピニオン>「パワー・フォー・リビング」−−正体隠した伝道CMの功と罪
http://www.jpnews.org/pc/modules/xfsection/article.php?articleid=1282