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2016-08-28

5の主人公

友人に連れられてドラクエミュージアムとやらに行ったらノスタルジック。

私はスーファミで家庭用ゲーム機からは遠ざかってしまったので「7」以降は分からない。しかし、「1」〜「6」はドラクエ4コマやギャグ王・ガンガンの影響もあり、小学生時代を刺激するものとして記憶にこびりついている。スーファミのソフトは1万円以上もし当時の小学生にはなかなか購入できなかったこともあるが、一本のゲームをひたすらやりこんだものである。またなかなかゲームの時間をとれなかったため、攻略本や関連漫画を読み込んでいることも多く、それがさらにドラクエ熱を生んだものだ。

で、一番思い入れがあるのが5の主人公。私が初めてやったRPGが5だったこともあるが、主人公が苦難の道のりを超えていく姿に励まされたものである。パパスの怪しい行動に翻弄され、幼馴染と出会い分かれ、種族間闘争に巻き込まれ、ワガママ王子の御守を押し付けられたと思いきや、王位継承内紛に巻き込まれて最終的には目の前でパパスを殺害されるという幼年時代。

また青年時代冒頭で奴隷に落とされていた姿も衝撃であった。命からがら抜け出し、帰郷するも王位継承内紛に巻き込まれた結果、村ごと焼き討ちにあい無残な姿と化し、悲しいBGMが流れるところはトラウマものである。成長した後に幼年時代に過ごした各所を巡るのは郷愁を誘った。また5は人間の負の側面が敵対勢力であるモンスターを利用しようとして御しきれず失敗するというはなしが多く子どもながらに戦慄したものである。ゲレゲレ事件。村を襲うモンスターを退治してくれてと頼まれてみると原因はゲレゲレであり仲間にして戻ってみると主人公がゲレゲレに村を襲わせていたのだと勘違いされて犯人扱いされたまま泣く泣く村を出なければならないところは本当に何とも言えない気分となった。そして結婚して小さな幸せをつかんだと思いきや、王族であることが突如判明し、国王に即位したのも束の間、嫁が拉致され救いに行ったら石化。またこの王族問題も大臣がモンスターを利用しようとして寝首をかかれたものであった。

青年時代後半。石化した主人公が年月を重ねるシーンは切ない。娘と息子が助けに来たところはグッときたし、自分は装備できない天空装備を息子が装備できた時には口惜しさで涙を流した。そして浦島太郎現象であり、石化した後に世界を回って変化を感じるところは本当にジェネレーションギャップ。沈没した天空城を浮上させるため過去に渡り幼年期の自分に邂逅するシーンは、幼年時代の伏線が繋がりスゲーと思ったものだ。そして妻を助けるために大神殿へ突入するが、自分が奴隷時代に建設していた建物であるところも何とも言えない気分になる。そして新興宗教を題材にしており、石化した自分の妻が偶像崇拝されていた時にはショックであった。そしてようやく妻を救い出した際に思わずコントローラーを握りしめていた。ラストダンジョンではようやく母親に会えたものの死亡。パパスの亡霊が迎えに来るところはにくい演出と思った。ミルドラースを撃破し、エンディングで世界を回り自分の城へ帰ってきた時には感無量。

ほんとうに5の主人公は苦労人だと思うし、なんか辛い時には5の主人公を思い出したりして乗り越えたものであった。