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2013-08-17

[]星ノ音サンクチュアリの感想・レビュー

星ノ音サンクチュアリは学園異能バトルモノ。
同工異曲の物語としてはHHG、カミカゼエクスプロローラー、禁書目録、劣等生などが類似作品。
指揮官系の主人公が特殊能力スキル持ちのコミュ障ヒロインをまとめ上げ団体戦で勝利を導きます。
意外なことにシナリオが結構面白かったですよ?

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主人公くんのキャラクター表現と物語の目的


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今ではもう昔のことですが、ま〜まれぇどが作る作品は、みけおうの原画につられて『みらろま』の糞シナリオを読まされて以来倦厭していました。しかし『星ノ音サンクチュアリ』の体験版ではなかなか読めるシナリオになっているではありませんか。設定だけ見てるとどっかのラノベの良いところどりだけをしているようにも感じましたが、厨二ごころをくすぐります。特に主人公くんのキャラクター表現は盛りまくり。「学園では評価されていない特殊スペックを持ちつつ、世間的な実力は体術と知略でカバーし、戦術・戦略面で癖のあるヒロインの統率を図る」とかいう人物像は"ぼくの かんがえた さいきょうの しゅじんこう"みたいな感じです!孤児になった主人公くんがトラウマを乗り越えておねえちゃんを受け入れる「唐揚げエピソード」のシーンは思わずぐっと来ましたね。そして、この主人公くんの攻略対象となるのが、ハイスペックスキル持ちだが問題を抱えた癖のあるヒロインたち!というのもお馴染みのパターンです。これらのヒロインたちを引き連れて主人公くんは実践形式の試験にトライしていくのですが、こうすることで主人公くんが少女たちの心を解放していき、フラグを構築する過程が表現できるというものです。

ヒロインズの人物描写について


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登場人物たちも「癖のある」ヒロインとして設定しているため、キャラが立っていて印象深く感じられます。ツンドラ系クール幼なじみアホの子お嬢様、超絶ブラコン妹、毒舌ぼっち後輩と良い感じに揃っています。主人公くんと幼少期に想い出を共有しながら、現在の時間軸ではツンドラで接する正ヒロインが良い感じです。それと共に挙げておきたいのが「毒舌ぼっち後輩」。主人公くんに悪態をつくものの、かまってくれるのがとても嬉しく、3秒後には自分の言動を後悔してorzしちゃうというテンションの上げ下げっぷりが眺めていて攻略したくなること請け合い。コミュ障ヒロインがメアド登録件数で悩んだりメール作法をしらなかったりチームメイトの素朴な交流で恍惚としたりするんだぜ?もう病みつきさ。これらの自我が強く団体行動を忌避しがちなヒロインたちを巧みに操縦して、集団戦を戦うチームメイトとして絆を構築していくというのは王道展開だけれども、やっぱり面白いと感じます。シナリオの展開としては、「集団戦の内容描写とそれに対する主人公くんの知略」、「一度は主人公くんチームがフルボッコにされて挫折から立ち上がる演出」、「学園内のバトルだけでなく物語世界の設定構築にまで踏み込めるか」があると深みが増すと思いますが、どうなることやら。

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