何とも言葉に
第2水槽の侘び草が伸びてきたため、週1回の掃除のついでに手入れをした。
大分さっぱりしたが、ヤマトヌマエビが見当たらない。
見当たらないことはよくあるのだが、普通は、マリモの陰に隠れていたり、侘び草のなかにいたりする。
だが今回は本当に見当たらない。
家内にも見てもらったが、いない、、、。
考えられるのは、作業のときに誤って水草とともに捨ててしまったか、プロホースMで水の入れ替え中に誤って吸い上げてしまったかのいずれか。
または、昨日から今日にかけてのうちに星になり分解されてしまったか。
第3の可能性はちょっと考えられない。
第2の可能性は、プロホースMを点検すればわかる。プロホースMにはそれらしきものは認められなかったので、違うということになる。
やはり第1の場合。水草とともに捨ててしまったか、、、、。
覆水盆に返らず。It's of no use crying over spilt milk.
家内がいうには、最近の私のせわしなく、不規則で、ゆとりのない毎日を彼(エビ)が知らせてくれたのだと。
何とも言葉にならない。
ORB マルチチェンジャー(スピーカー・アンプセレクタ) MC-SW1
OCTAVE V80の調子は良好♫ だが、愛用してきたシングルアンプTriode TRV-A88SEの音もたまには聞けるようにしておきたい。
いちいちアンプとスピーカーを繋ぎ直してもよいが、やはりセレクターを使いたくなる。ちょっと調べてみる。
だいたい、Luxman、ORB、Audio Designの3社の製品が定番のようだ。
選択の基準としては、アンプの出力とスピーカーの間に接点(スイッチ)が入る仕組みなので、原理的に音質の劣化は避けられないことを考えると、接触抵抗がいかに少ないかが第一。
ここは、各社、高品位の部品を使って工夫することになる。
無用なショートなどでアンプやスピーカーを破損しないような保護の工夫も必要。
そしてデザイン。
最後に価格。
これらを考え合わせて、今回は先ほど挙げたORBのMC-SW1に決定。
この製品は、秋葉原では店頭でほとんど見かけない。尋ねてみると「取り寄せ」の答えがほとんど。だがヨドバシカメラのAKIBA館には在庫があった。
Zonotone 6NSP-1100をカットしてスピーカーケーブル製作。
合計24箇所のハンダ付けは、音楽を聞きながらだったので、かえってよい気晴らしになった。
L・R、接続先アンプを間違えないように接続。
なんと、V80の横幅とピッタリ一致。こうして置いてみると、ユニークな外観になったw
プロメテウスPROMETHEUS ── 二重らせんのシアワセ
TV CMで「リドリー・スコット」という固有名詞を聞いた時点で観ることを決定w
それ以外の前知識がほとんどない状態で劇場へ。
作品の内容に触れること自体がある意味でネタバレになってしまうので、必要のない方は読まないようお願いしたい。
ストーリーは、女性考古学者であるエリザベス・ショウの古代遺跡探索に始まる。複数の古代遺跡から「スターマップ」の存在が浮き彫りになり、スターマップにより特定された天体に人類の起源の謎を解くカギが存在するという確信のもと、ショウを始めとする有能な科学者を中心としたプロジェクトチームが宇宙へと旅立つ ──「ウェイランド社」の出資によって。
このウェイランド社、「エイリアン」(1979)では”the Corporation”とのみ明示されていたが、セット上では”Weyland-Yutani”のロゴが登場している。
パンフレットに掲載されているインタビューでリドリー・スコットが、話のうえで「プロメテウス」後に、ウェイランド社とユタニ社が合併することになっていると発言している。
ところで「プロメテウス」は、「エイリアンVSプレデター」(2004年)のストーリーをある意味で反復するような流れになっていて、後者でも女性考古学者が主人公で、地球上の古代遺跡内部に確認された謎の熱源に向けて科学者たちとともに探索を開始する。そしてその探索プロジェクトもウェイランド社が組織する。
いずれにせよ、この作品はストーリー的には「エイリアン前史」の位置付けにあるのだろう。
というか、作品をひととおり観ればわかるが、はっきり言えば「プロメテウス」は、人類の起源とエイリアンの起源が「二重らせん」を成す話なのだった。
その「二重らせん」の意味は、作品で明示されるDNA的な意味でもそうなのだが、自分なりに少し視点をずらして整理してみよう。
「エイリアン」シリーズ(一部「プレデター」と重複)を観るにつけ、実は、コングロマリット(企業集塊)化した人間組織の存在描写が隠れた主題としてあるのではないかと思ってしまう。
利潤の極大化を目指す企業が、あらゆる対象を呑み込み、増殖していく。
対象が、おぞましい戦闘生物であっても関係なく、呑み込んだものによって自らも変容。
その過程で周囲の世界も変容していき、相互作用が進行する。
ゴールがどこにあるのか、どこに連れて行かれるのか誰にもわからない。
── 「エイリアン」とは、そんな資本と環境の相互作用の恐怖、企業集塊としての人間のもつ闇そのものでは? と思えてしまうのである。
いずれにしても、「太陽系儀」を始めとする描写の美しさ、H.R.ギーガーの造形がとても大切に・丁寧にスクリーンに描きこまれていること、「コツン」とガラス部分が当たる「宇宙服」感触の描写など、どれをとっても単なるSFホラーのワクを超えた壮大な映像世界と明言できよう。
結果、とてもシアワセな気分で劇場をあとにすることができた(この映画で「シアワセ」という表現もどうかという気がするが、、、)。
p.s.それにしても、今回のウェイランド社のロボット「デイヴィッド」は好演だった。
しかし、なぜこの名前? "Low" by David Bowieのアルバムジャケットがずっと頭の中にチラついている。
OCTAVE V80
Andreas Hoffman氏率いるドイツOCTAVE社のプリメインアンプ V80。USED品だが、うまく事が運んで入手できた♫
手持ちのTRV A88SEと比べるのは酷だが、V80にはTRVで避け難かった低域の詰まり感がないし、聞いている場全体を音が包み込むような包容感が得られる。
また出力管をある程度自由に試すことができる。付属するのは6550Cだが、試しにクラシックコンポーネンツで購入したMULLARD製EL34のquad matched品(真空管の特性が4本揃っているもの)を試した。
素晴らしい音♫ 明るく素直で、かつ繊細、、、。こんなに音が見事に変身するとは思わなかった。
手持ちのKT88も試す。低域の図太さは体感できたが、音像の狭さと音の詰まり感が気になった。4本マッチ品でなく、劣化も進んでいる管なので無理もないかな、、、。
いまのところ、EL34の音が最良。使い込むうちにまた音もこなれてくるのでもっと良くなるだろう。
それはそうと気になることが、、、。
電源OFF時にスピーカーから「ブチッ」というノイズが聞こえる。耳障りなだけでなく、スピーカーにも悪影響を及ぼすと思う。
日本の代理店に問い合わせると、ドライバー管、出力管のいずれかが(または重複して)劣化している可能性があるという。
ドライバー管の不具合の場合と、出力管の場合は症状が異なるという。違いを教えてもらった。
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1)電源OFF後、ウーファーがゆっくり動く場合
OCTAVEのアンプは回路構成上、電源OFF時に若干の電流が流れユニットを動かすが、とくに問題はない。
2)電源OFF後、「ブチッ」というノイズが聞こえる
真空管の劣化が考えられる。
片chの場合には出力管が、両チャンネルの場合にはドライバー管の疑いがある。
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問題にしているのは 1)ではなく、2)の症状。すでに出力管は交換して試しているので、ドライバー管が原因?
このことを伝えると、一度本体を送付してくれという。
送付した後に返ってきた答えが、「仕様」とのこと(?)。ネットで調べると、海外のアンプにはよくある仕様らしい。
どうしても気になる場合はノイズをキャンセルする回路を追加することができるという。これによって 2)だけでなく 1)も解消できると。
基板の代金と工賃が発生するが、それほど法外な金額ではないようなので、発注することにした。
さて、約1週間ぶりに本体に再会。、、、たしかにノイズは軽減したが、完全になくなってはいない。
不審に思い、手持ちの管をまた交換して試してみた。
色々試したが、結局入力感のECC82をクラシックコンポーネンツ製中国管に交換したら、なんと、ノイズはあっけなく解消してしまった。
要するに、原因は出力管でもなく、ドライバー管でもなく、入力管だったというオチ。
ともあれ、これでやっと不安解消。SA-50との組み合わせであれこれ楽しんでみよう♫
伊豆シャボテン公園
行ってきた。
あまり前情報を見ずに行ってみたが、予想以上に広い! 品種も豊富。
ちなみに、動物園も併設されている。リスザルが敷地内に放し飼いされていて自由な雰囲気。
黄金紐(おうごんちゅう)原産地ボリビア
夜の女王 原産地ホンジュラス
ある意味、恐ろしい名前w
赤花巨裳丸(あかばなきょしょうまる)原産地アルゼンチン
鮮やかな赤が印象的
白檀(びゃくだん)原産地アルゼンチン
お香に使われるものとは異なるようだ。コロコロしていていかにも美味しそう(だが食べられないと思う)w
黒士冠(こくしかん)原産地チリ
遠目で見ると針葉樹のようにも見える
金鯱(きんしゃち)原産地メキシコ
写真は、なんと推定樹齢160年の超絶サボテン。高さ118cm、周りの長さ270cm、重量250kg
γナイフ
昨日は、母親のγナイフ治療前入院。どうしても時間を取れず、付き添いは妻にお願いして、夜だけ病室に様子を見に行った。
今日は治療当日。引き続き妻に付き添いをお願いする。以下は、妻に聞いたことの記録。
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今日はT医師が病欠らしいので、担当は、H医師。この先生は、実は前回の治療のときにも担当だったようだ(ちなみにH医師は、私がγナイフを知るきっかけになった論文記事の執筆者だったことがわかった)。
H医師が25分くらいかけて詳しく解説してくれた模様。
a)右側頭葉に1つ → 今回の治療対象。サイズはおにぎりに入ってくる梅干し程度
b)小脳に2つ → 十分小さいため今回は対象外
bの詳細:
肺から脳に転移するケースは多い。
肺のがん細胞は「腺腫」といって、「潤いをもつ細胞」で水を貯めこむ性質がある。このため、同じ性質の細胞が小脳に入り込んだため、内側に水が貯まってしまった。γナイフ照射によって水はなくなってサイズも小さくなり予後は良好。
H医師「こう言ってはなんだが、年齢や小脳の状態を見ると全て『アウト』の状態だった。とくに小脳の大きさからすると8〜10ヶ月もつかどうかという状態だった。ここまで小さくなっていることは大変珍しい。」
aの詳細:
白い部分とリング状の黒い部分から成る。
この白い部分は「むくみ」で、飲み薬によって抑える。黒い部分は病変の可能性のある箇所。
今回の照射によって2年は大丈夫だろう。徐々に小さくなってくるはず。
ただし、MRIは3ヶ月に1回は受けること。些細な変化にも要注意。
肺の治療もうまく行っている。
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■ 今後の予定
8/22(水)K病院