読書人2010年4月16日



読書人2010年4月16日


特集:電子書籍元年を迎えて

新聞に載った自分の文章を改めて読んでみました。心配していたほど嫌な感じはしませんでした。うん。大丈夫です。



 



■ 拙稿「2010年リアル書店の旅」、今後のリアル書店の在り方を考える上で一読に値する内容かと思いますので、ご高覧賜りますよう宜しくお願いします



■ トップ記事の幅允孝のインタビューも必読です。幅さんのマネはなかなか難しいのですが、学ぶことが多いです。



   《幅さんのインタビューから》


電子書籍には電子書籍の可能性があると思うんです。でも僕は、そもそも自分たちの出自が本という非能率なものなんだということを忘れないでいたい。うちの会社は5人でやっている小規模の会社なんですけど、「本って悪くないよね」っていう人が年々5%くらいずつ増えていくのを、30年間続けていく、そういう企業でありたいと思っています。それが自分の領分だと思います。本屋が本屋である所以、出版社が出版社たる所以。お金だけのことだったらもっと能率のいい方法がいっぱいあるんですから。

■ 同時掲載の記事も関連テーマです。ぜひ。



藤井淑禎『五〇年前 もう一つの「国民読書年」』


・能勢仁『世界の本屋さん デンマーク〈ガド書店〉』



 週刊読書人


   《拙レポート》

 ハブ型書店の可能性