『TOP STAGE』2006-9

 ほらね。これだって9月号(苦笑)。焦っちゃうよ〜。 
 雑誌は先週買っていたのですが、仕事の書き物、〆切が月末ってのが複数有って、なかなかコメント書けませんでした。で…ようやく。

 「噂の男」稽古開始での5人衆そろい踏み座談会です。いやあ、おかしい!いかにおかしいかというと、座談会を原稿に仕立てた方が降参してはりますよ。現場のおかしさ、再現不能って感じなのね。

 言いっぱなしだったり、ボケたり突っ込んだり、油断ならない言葉の応酬、いやあ、舞台が楽しみです!と言いつつ、この「噂の男」、ちょっとチケットあまりに取りにくくないですか?東京や名古屋では追加券も出てるものの、大阪、全然動きませんよ。なんとか2枚確保したものの、最後尾から数えた方が早い席と、思いっきり右端の席と…。うーん、もっと真ん中の方で見たいなあ(涙)。まあ、買えただけ、ましなのか?

劇団☆新感線&じゅんさん祭

引き続き、開催中です。それもこれも、誰かさん砂漠のせいなんです(苦笑)。で、これを書きながら思いは誰かさんに馳せていたとはいえ、最後のカテゴリーはちょっと無理矢理ですね。これで飛んで来た方、ごめんなさい(汗)。なんか、最近全然このカテゴリー使ってないのがちょいと寂しくて…。

アテルイ

 先日、「じゅんさんが謎」と書いたのですが、そうなんです。すごく不思議なんです。
 ともかくすごいハイテンションです、訳わからんのです(苦笑)。で、さらにさらに。これは役作りなのかも知れないのですが、足を引きずっておられるんです…。だから立ち回りは全くないの。でも極悪人…。それがなおさら謎。以前、まめちゃんに教えてもらったサイトでじゅんさんがアンケートに答えて、「バイクで舞台からの帰り道、その日うまく行かなかった立ち回りのことを考えてると熱中してしまい、両手離しておさらいを始めてしまって、派手にバイクを横転させた」*1ってなこと書いておられたのを思い出しました。まさかこれってその時の名誉の負傷…?でも、カテコなんかでは普通にシュタッシュタッと走っておられるから、やっぱり役作りなのかな〜?謎だわ。派手に立ち回らない橋本じゅん、だのに無茶苦茶ハイテンション(苦笑)。
 コメンタリーは、いのうえさんと古田新太さんなんだけど、これがもう可笑しい♪
 さあいよいよじゅんさんの出番、って所に近づくと、このお二人が、息を呑んで笑いをかみ殺して身構えておられるんですよ。一瞬の緊張と静寂☆で、じゅんさん登場!どっかーんん!!!と2人揃って大爆笑(笑)。もうそれだけでこちとら笑っちゃう(笑)。
 ずーっと一緒にやって来てるお二人でさえ、じゅんさんがもうじき舞台に姿を現すぞ、と思うだけで笑っちゃうなんて、すごいよなあ(笑)。で、舞台上では、じゅんさんにいじられて、遊ばれまくる堤真一さんの姿♪堤さん、もうね、肩を振るわせて舞台に突っ伏して屈辱に耐えておられます(笑)。芝居も何もあったもんじゃない☆でも、幸せそうなの。じゅんさんに構ってもらって嬉しいオーラが堤さんから溢れ出てる(笑)。それを見ながら「マツイ先輩(どうやら堤さんのことらしい)はじゅんさん好きだからねえ〜」と諦めたようにそんでやっぱり幸せそうに呟く古田新太(笑)。もう、たまりません。
 そうだ、ぐだぐだになってる堤さんの後ろで、門前のパール王さながら、オロオロハラハラと両者を交互に見比べて小芝居炸裂状態の粟根さんもツボでした。

SHIROH

 これは、中川晃教さんの歌声に尽きますね。ほんとに神の子だ。先月見たミュージカルの彼よりも、数倍数十倍、輝いておられた。まあそういう演出でもあるんだけど、鳥肌の連続。他にも達者な歌い手さん揃いです。高橋由美子さんや泉見洋平さんなど、心引きつける歌声の人がいっぱい。…でも、いやあ、ホントに違うの…。ごめんなさい、残酷なくらい、全く違うの…。なんなんだろ、この人の声って。ドキドキする。舞台で歌ってる彼の頭上には、明らかに神がおりてるように見えました。
 この人も誰かさんと同じく、舞台の神様に愛されてしまった人なんですね…。
 あと、気になったのは、吉野圭吾さん。ダンスのキレが一人だけ違う。クラシックバレエを相当やっておられるのがわかる。手足も長く美しい…。気になって調べたら、いま、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」に出演しておられる最中なのね。丁度、上に書いた『TOP STAGE』に舞台写真があって、そこでも美しいダンス姿を披露しておられます。爪先でとても美しく立っておられた…。ほらね、また誰かさんを思い出しちゃう(苦笑)。

 この舞台では、じゅんさんは歌いません。ただ一人歌いません。それがいのうえさんの方針だったとか。粟根さんも歌うのにね。
 やはり極悪人のじゅんさんは、真っ黒の不思議なパフスリーブ。その姿で、サンバのリズムを刻みながら、人を斬る!意味なく座頭一ポーズで、人を斬る!噛み噛みの自分に照れながら刀振り回して「斬りたい!」と叫ぶのが、妙にかわいらしいです(笑)。
 
 コメンタリーは、アッキーと中島かずきさんや杏子さん池田成志さん、などなど。じゅんさん登場をまたまたみんな笑いながらひとしきり眺めた後、中島さんがアッキーに「どう?この生き物を見た感想は?」みたいに振らはります(笑)。アッキーは間髪を入れず「大好きです!」ですって♪それを聞きながら、未來さんもきっと聞かれたらそう答えるんだろうなあ、「じゅんさん、大好きです!」って☆なーんて想像して、一人にまにましてしまいました。妄想で幸せになれるってめでたいわ、我ながら(苦笑)。はい、すんません。


 特典に、東京と大阪の千秋楽カーテンコールの画像が入っています。最後に行われたライブコンサートの様子も…。上川隆也さんがギターを弾いておられます。ああ、メタルマクベスの千秋楽を思い出す。あのライブ…。
 MMのDVDにも千秋楽画像入るかなあ、入れてほしいなあ、是非是非お願いしたいなあ〜(涙)。大阪の日曜日マチネ後ライブで、空中大ジャンプを何度も繰り返していた、ジュニアな未來さん。大阪千秋楽ライブで、かっちょよくオンステージを決めていた元きよしくん。太鼓をトテチテ叩いてグレコとマイクを分け合って熱唱してた未來さん、ぜーんぶぜーんぶ、特典映像に残してほしい!ほんとにほんとに、お願いします。いのうえさん!

岡崎司『ワークス』

 これも、ヘビーローテ中なんだけれど、今のお気に入りは、阿部サダヲさんとじゅんさんのデュエット「血風ロック」です。「飛ーばーすぜー」っていうじゅんさんの声が、むっちゃくちゃカッコいいんですよ。役者の歌です。これはもうね。


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 えーっと、こんな風に、めでたく平和にじゅんさん祭を開催してるんですが、それもこれも、誰かさんの登場をじっと待つ、ひたすら待つ、ひたすら待つ、その為の兵糧でござんす。7月4日の大阪千秋楽からまだひと月もたってないというのに、この禁断症状、とんでもない(苦笑)。

*1:私の勝手な要約です。原文通りではありません。