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もとこの 音楽感想日記

2018-08-12

喜多直毅クアルテット(喜多直毅、北村聡、三枝伸太郎、田辺和弘)『厳父』2日目@公園通りクラシックス

真夏の2daysが終わりました。
一般的なライヴとは違って、1時間一本勝負。休憩なし、曲間のMCなし。曲が終わると譜面を床に置いて(落として)、チューニングする時くらいしか間はありません。
なので、選曲と構成がとても大事なポイントになりますね。
今日は、少し異色で愉快な「影絵遊び」が入って、昨日とはまた違った雰囲気でした。
直毅さんの前には譜面台が3本あって、「疾走歌」の時はそれでもスペース足りなくて、一番端っこは4小節くらい垂れ下がってました。そこをのぞきこんで演奏するのが、とても印象的でした。
命を削るようにして作り上げたのであろう1時間。
発した音は数秒後には消えますが、聴く者の心には大きな威力で作用しましたよ。
また、聴きたい。もっと、聴きたい。
この世の諸事情でライヴに行けないこともありますが、私には絶対欠かせないのです。
ありがとうございました。

8月12日
喜多直毅クアルテット
喜多直毅 (音楽、ヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
三枝伸太郎 (ピアノ)
田辺和弘 (コントラバス)

作曲はすべて喜多直毅。
01. 鉄条網のテーマ (2ndアルバムに収録)
02. 孤独
2017年10月が初演。
03. 疾走歌 (1stアルバムに収録)
この曲や昨日の「轍」など、直毅さんが色々なミュージシャンとの組合せで演奏なさるのを10年くらい前から何回か聴いて来た曲がクアルテットのレパートリーのなかにあります。いつかのブログで「増改築」と書いてらした事がありますが、まさにそうで、この曲は第2のテーマが確立されている感じです。すごいなぁと思う。
04. 影絵遊び (2ndアルバムに収録)
05. 燃える村 (2ndアルバムに収録)
うまく言葉に出来ないのですが、説得力の強い物語がここにありました。
06. 死人 (1stアルバムに収録)
今までこの曲で使っていた、リーンと鳴らす楽器が置いてありましたが、結局使わず。クリップ奏法にしていたかな。(記憶が曖昧です)
07. 厳父
初演。
私がタイトルから想像していたのとは違った曲想でした。
そもそも、喜多直毅クアルテットが「厳父」のイメージなので、厳父の厳父だとこうなるのかもしれませんね。

次回は10月27,28日で、喜多直毅クアルテットとしては、間が短い。
どんな変化があるか、楽しみです。
それまで、自分も元気でライヴに行けるような暮らしをしようと思います。

2018-08-11

喜多直毅クアルテット(喜多直毅、北村聡、三枝伸太郎、田辺和弘)『厳父』1日目@公園通りクラシックス 

終わってからボーッとしていたら「疲れました?」と声かけられましたが、違うんです。やっぱり、喜多直毅クアルテットは特別だなぁ、これが無いと生きていけないくらい。だから、無意識に反芻していて、外見としては、ボーッとしていたのです。

真夏。演奏中はエアコンを(部分的に?)切っていて、演奏なさる方は客席よりきっと大変だったのでは?
この『沈黙と咆哮の音楽ドラマ』を、文章で表すセンスは私にはありませんが、確かにドラマだと思いました。激しい音、美しい波が訪れ、厳しい局面が続き、最後には暖かく包まれて、こうなると私は、泣きたくなる病患者になります。

食事や睡眠をとらないと人は生きていけない。でも、こういう音楽、芸術に触れることをせずに、ただ生きているだけでは、あまりに残念。芸術に触れるには、それなりの余力が必要ですよね。(エネルギー、お金、時間など。)
さ、明日も順調にクラシックスの客席に行けるよう、今からやることやって備えます。

8月11日
喜多直毅クアルテット
喜多直毅 (音楽、ヴァイオリン)
北村聡 (バンドネオン)
三枝伸太郎 (ピアノ)
田辺和弘 (コントラバス)

(作曲はすべて喜多直毅)
01. 月と星のシンフォニー (2ndアルバムに収録)
02. さすらい人
今年3月の公演が初演。
03. 昭和
2017年10月の公演が初演。中に「泥の川」(喜多直毅作曲)が挿入されています。
04. ふるさと (1stアルバムに収録)
05. 轍 (1stアルバムに収録)
06. 悲愴 ( 1stアルバムに収録される時に?『幻の冬』と改題されましたが、2017年10月公演で元に戻りましたね)
この曲の終わりの方で、緊迫した空気からメジャーキーになって(楽器で)歌って、それからちょっと振り返って、いろいろな要素が又入って来てから、最後の最後は静かに終曲するところがとても好きなんです。

配布されたプログラムをよく読むと、次回公演予定が載っていました!
2018年10月27日(土)、28日(日)@公園通りクラシックス、です。
直毅さんのブログでは「10月に九州にも行きたいと思っており」と書かれているので、こちらも期待して待ちます。

会場を出ると、小雨が降っていました。

2018-08-05

喜多直毅×ユーグ・ヴァンサン×Mama- kin@音や金時 

1stセットはヴァイオリンチェロ即興演奏を三つ。
入り口から見て左側の壁が正面になり、書のために白い紙が貼ってありました。その前にお二人が座って演奏。
丁度良い感じ。

2ndで、音や金時のママさんであるMama- kinさん登場。
器楽奏者は普段のステージ部分に移動しての演奏でした。

Mama- kinさん、まず大きな文字と、何かの形?を確か四つ筆で書く。墨の良い香りが漂う。
間を置いて、両脇の椅子に腰掛けたり、俳句を書いたり。最終的に全部で五つの句になりました。
読みは分からないところもありましたが、文字は分かりました。書いている途中ではわからなくても、書き終わると全体が見えて文脈からも見当がつくからだと思う。(少しづつ書いていって、ゲシュタルト崩壊しないのかな?とふと思いました。)
鶏頭(ケイトウ)が登場しました。最近は流行りではないけど、面白い形(まさに鶏のトサカのような)の花です。
わたし、墨をするという行為はいったい何十年前にやったかな。ちょっとやりたくなりました。
直毅さん、来週はクァルテットの2days。猛暑ですが、どうぞ体を壊さないでくださいね!

8月5日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
Hugues Vincent (チェロ)
MaMa-Kin (俳句、書)

2018-07-29

喜多直毅×翠川敬基×マクイーン時田 深山@江古田・ホワイエえこだ

ヴァイオリンチェロデュオは何回もやっていますが、今回は深山さんが入って、また違った新鮮な音楽を聴くことが出来ました。左から筝、ヴァイオリン、チェロの並び。
それにしても、翠川さんのチェロが歌うととんでもなく美しい。
会場は満席で、椅子を増やしてましたね。私は深山さん関係のお客さんと隣席になり、初めて聴くヴァイオリンとチェロに惹かれていたご様子。また、特殊奏法に驚いた感じでもありました。
再演して欲しいです!

7月29日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
翠川敬基 (チェロ)
マクイーン時田 深山 (筝)

シュトックハウゼン作曲:ティアクライス(黄道十二宮) 星座のための12のメロディ より
01. 水瓶座
02. 双子座
03. 魚座
04. 獅子座
休憩

05. fly (冨樫雅彦作曲)
06. bisque (翠川敬基作曲)
07. It's Tune (冨樫雅彦作曲)
08. anohi (翠川敬基作曲)
アンコール:haze (冨樫雅彦作曲)

2018-07-27

喜多直毅×西嶋徹@松本弦楽器

情報解禁はまだですが、このデュオはあるプロジェクトに向けてやっていて、曲のリクエストもあるそうです。日本に限らず、演歌のにおいのする曲、だったかな。(MCでおっしゃってました。)
弦楽器二つだけで本当にいろいろな表現があって、ヴァイオリンだけでなく、コントラバスも楽器のいろいろなところを使ってました。打楽器にもなっていましたね。
アレンジを新しくしたり、新曲を入れたり。何回か聴いて変わって来ています。核心がはっきりして来たような。
私は、最後の「アリラン」でヴァイオリンが歌うのがとても好きです。
行って良かった!

7月27日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
西嶋徹 (コントラバス)

01. 悲しい酒
美空ひばりさんの歌った歌。
02. Libertango リベルタンゴ (A.Piazzolla)
03. 舟唄
八代亜紀さんの歌った歌。
04. Le soleil noir 黒い太陽 (Barbara)
シャンソンの話題になり、バルバラがジャック・ブレルと一緒に映っている動画がありますよ、とのこと。翌朝フェイスブックを開くと、直毅さんがシェアなさってました。
https://www.youtube.com/watch?v=wTl-1g4OMoQ
Jacques Brel - L'Amour Est Mort
ジャック・ブレルの曲で好きだとおっしゃっていた『アムステルダム』はこれですね。
https://www.youtube.com/watch?v=V3BSj1cHX-M
05. 赤い橋
浅川マキさんの歌った歌。
06. アリラン (朝鮮民謡)