もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

喜多直毅×翠川敬基@キッド・アイラック・アート・ホール

弦楽器の生音の、この息をのむほどの美しさ!
私はやっぱり、こういう音楽が一番好きだな。
世の中の人々は、触れたことがないのか、感じないのか。
今夜は、泣かないで聴きました。

10月14日
喜多直毅 (ヴァイオリン)
翠川敬基 (チェロ)

01. valencia (冨樫雅彦作曲)
ただ、ただ、美しい。
02. タコヴィッチ (翠川敬基作曲)
ショスタコーヴィッチの主題に基づいて。
03. west gate (翠川敬基作曲)
04. ヒンデヒンデ (翠川敬基作曲)
ヒンデミットの主題に基づいて。
休憩

05. haze (冨樫雅彦作曲)
06. ガンボ・スープ (翠川敬基作曲)
敢えてホワーンと終わるのが、最高にステキ。
07. (続けて)sketch2〜sketch3〜sketch4 (冨樫雅彦作曲)
4は明るいあの旋律のようです。(どこが区切りなのか、よくわからない。わからなくても支障は無いと思う。)
08. seul-b (翠川敬基作曲)
直毅さん、少しだけ「暗い日曜日」奏でてましたね。
グッと来る曲なんです。
異常に泣くのは異常なので、どうなるか?と思っていたら、私の心の水瓶は大きくなったようで、大丈夫でした。涙は溢れなかったよ。

実は一時、旋律〜フリー展開〜旋律という型にはまり過ぎかなと思ったこともあったデュオですが、今夜はちょうど良い感じだった。
アンコール; ドラム・モーション (冨樫雅彦作曲)
アクセントとリズムのハッキリした曲。
ばっちりです!