もとこの音楽感想日記

生で聴いた音楽の感想など

おとがたり( 長浜奈津子、喜多直毅) @月夜の仔猫 

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フライヤー
昨日とはまた違った大人の雰囲気で、朗読と音楽を楽しみました。

オスカー・ワイルド作『ナイチンゲールと紅いバラ』は、こんなに報われない愛があるのか、逆から見ると「見返り」を求めることは人間だから当たり前、でも醜いものだと思いました。私自身のことですね。
奈津子さんの歌には、その詩の光景や登場人物の心情が見えて来る気がします。
直毅さんはヴァイオリンだけでなく、ピアノの演奏もあって貴重なライヴでした。
ヴァイオリン独奏は「アメイジング・グレイス」。前日も聴きましたが、中身が違うのです。すごいなぁ。
月夜の仔猫、初参加の喜多直毅ファンの友人もいて嬉しかった。

12月24日
おとがたり
長浜奈津子 (朗読、うた、ピアノ)
喜多直毅 (ヴァイオリン、ピアノ)

01. オスカー・ワイルド作『ナイチンゲールと紅いバラ』
朗読とヴァイオリン
02. Amazing Grace
ヴァイオリン独奏
休憩

03. The Rose
奈津子さんのソロ。ピアノ弾き語りで。
04. Bésame mucho ベサメムーチョ (Consuelo Velázquez)
ここからはデュオに戻ります。
05. Rin del Angelito 天使のリン (Violeta Parra)
06. Chiquilin de Bachin (Horacio Ferrer作詞/Astor Piazzolla作曲)
07. Nada Te Turbe
ここから2曲は直毅さんのピアノ伴奏でテゼの曲をみんなで歌いました。昨日と同じ譜面が配布されました。テゼの曲は短い簡単なメロディの繰り返しです。歌うのも良いものですし、直毅さんのピアノがいろいろなアレンジで展開していくのを聴くのもとても良かった。タッチは強めでした。
08. In manus tuas, Pater

黒田京子さんと喜多直毅さんが音楽を担当したドキュメンタリー映画、『作兵衛さんと、日本を掘る 』の製作者である熊谷博子さんが客席にいらして、映画の話をしてくださいました。来年5月25日から東中野ポレポレ坐で上映開始だそうです。

09. Alfonsina y El Mar アルフォンシーナと海 (Félix Luna 作詞/ Ramirez作曲)
アンコール1;Joyeux Noël
フランスの歌手Barbaraが歌ったうた。

Barbara - Joyeux Noël (Officiel) [Live Version]
https://www.youtube.com/watch?v=b6rCLQb-GSU
日本語で歌ってくださったので、詩の内容がわかって良かった。アルマ橋で偶然出会ってしまった二人の物語。ピアノは喜多直毅さん。
・ここでもう1曲あったとメモにあるのですが…失念しました。ああ。
きよしこの夜
これも譜面配布されて、みんなで歌いました。