コバヤシ画廊の野沢二郎展「風景を鋤く」を見る

 東京銀座のコバヤシ画廊で野沢二郎展「風景を鋤く」が開かれている(12月1日まで)。野沢は茨城県生まれ、1982年に筑波大学大学院を修了している。これまで「VOCA展'97」や同年の「バングラデシュ. アジア美術ビエンエーレ」に参加し、2012年はDIC川村記念美術館の企画展「抽象と形態」にも選ばれた。ここ銀座のコバヤシ画廊では2000年以降毎年個展を開いている。





 野沢は抽象的作品を描いているが、その基本になっているのは水面ではないかと思われる。ただここ何年かは水面を基本にしながら、そこに垂直方向の動きを加えようとしているのではないか。野沢は本来美しい色彩を持っているが、今回はそれを抑えているようにも見える。
 コバヤシ画廊での個展も今回で19回目になる。一度それらを並べて見る機会がないものだろうか。野沢の変化を確認してみたい気がする。
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野沢二郎展「風景を鋤く」
2018年11月26日(月)−12月1日(土)
11:30−19:00(最終日17:00まで)
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コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1
電話03-3561-0515
http://www.gallerykobayashi.jp/