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2019-01-03

[]読売新聞書評委員2018年の3冊



 読売新聞も年末恒例の書評委員による「2018年の3冊」を発表した(12月23日)。21人が3冊ずつ、計63冊を挙げている。そのうち私が気になったものを。

苅部直(推薦)


佐々木雄一著『陸奥宗光――「日本外交の祖」の生涯』(中公新書、900円)

すぐれた評伝である本書は、どうして陸奥宗光が、外務省に銅像があるほどに尊敬されたのかがよくわかる。

橋本五郎(推薦)


熊野純彦著『本居宣長』(作品社、8200円)

本書はここ10年の間に私が読んだ最高の作品である。ずぶの素人である私にとっても感動的だった。

 これは本当に評判が良い本だが、分厚く高価なのだ。

尾崎真理子(推薦)


三浦雅士著『孤独の発明』(講談社、3500円)

要約して評することが難しい、熱くて厚い本。『私という現象』(1981年、講談社学術文庫)からの集大成。

     ・

野崎歓著『水の匂いがするようだ』(集英社、2200円)

年齢を重ねるほど井伏への愛着が増すのを感じていたら、野崎氏に理由を教えられた。仏文の学識を含ませた、井伏と拮抗する文章。幸福感に包まれるエッセー

 三浦雅士の本も多くの評者が取り上げていて評判いいが・・・

よみうり堂店主(推薦)


マルクスガブリエル著『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ、1850円、清水一浩訳)

本書は「新しい実在論」の騎手による刺激的な論考。私たちが存在するとはどういうことかを徹底的に掘り下げる。


本居宣長

本居宣長

孤独の発明 または言語の政治学

孤独の発明 または言語の政治学

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)

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