あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

W-ZERO3は"ミニ"パソコンではありません

ええと、好意的に取り上げられているのはうれしいのですが、こういった勘違いを生みそうなフレーズを使ったり「何でも出来る夢の端末」的な感じで煽るのは出来れば控えてもらいたいです。

http://www.yukan-fuji.com/archives/2005/12/post_4322.html

■魅力その3:“ミニ”パソコン
 「W―ZERO3」に採用されている基本ソフト(OS)は「ウィンドウズ・モバイル5・0」。サイト閲覧ソフト「インターネットエクスプローラ・モバイル」のほか、「ワード」「エクセル」などオフィスソフトのモバイル版も、あらかじめ本体に搭載されている。パソコン版よりも機能は簡略化されているが、通常のビジネス文書作成などの一般的な利用であれば、問題なく使え、データはパソコンとも同期できる。
 表示画面は、通常の携帯電話の約3倍の3・7インチVGA(640×480ドット)液晶。これは初期のパソコンのドット数と同じだ。「W―ZERO3」はいわば“ミニ・パソコン”なのである。

発売前から一貫していっていますが、W-ZERO3は「ミニパソコン」ではありません。
パソコン用のソフトは使えませんし、パソコンと同等のことが出来るわけでもありません。
「カレーライスかライスカレーか」といった言葉の問題などではなくて「ミニパソコン」と言ってしまう事で消費者が商品に抱くイメージ、期待することがずれてしまうような商品です。
「パーソナルなコンピューターだからパソコンでも間違いは無い」というかもしれないですが、いまやパソコンといえばWindowsXPや2000が載ったものを連想する時代です、言い訳にはなりません。

PDAユーザーにしてみれば「おいおいまたマスコミがろくに調べずに書いてるよ」程度で済む話ですが、例えばPDAというものを知らない携帯ユーザーが「ミニパソコン」という文言に踊らされて買ったら、そこには失望しかないのではないかと思います。
サイズにかかっているのか機能にかかっているのかイマイチ不明瞭で、無駄に期待を煽るような”ミニ”パソコンなどという言葉ではなく、出来ればもう少し気の効いたキャッチフレーズを考えてもらいたいものです。

というわけで、上記記事にトラバを送ってみました。
やっぱり大人気ないのでやめました←ヘタレ
めくじら立てる事も無いかなと思ったのですが、やっぱり立ててみることにしました。

2つも付きました。

GSFinder+がuniversal向けにリリース

id:kzouさんのところでid:mackawaさんのHTC Universal用GSFinder+の導入方法が紹介されています。

id:MTodaさんの本家からGSFinder+のPocketPC用を導入
起動して動作確認をしてから一旦終了。
id:mackawaさんの本家よりGSFinder+for HTC Universalを落としてきて解凍。
解凍されたGSFinder-u.exeをGSFinder.exeにファイル名を変更。
標準のファイルエクスプローラーか、ActiveSync経由のPCから操作でGSFinder+をインストールした(デフォルトだと\Program Files\GreenSoftwere\あたり)にあるGSFinder.exeに(旧GSFinder-u.exe)上書きコピー
あとはスタート→プログラムからGSFinder+を使う要領で起動が出来ます。

で、具体的にどのように変わったのか比較してみました。

送るメニューのダイアログ
元のGSFinder+

かわさんのGSFinder+

こんな感じでスクロールバーがついて、全てのメニューが閲覧可能になっています。

さてさて(w

http://d.hatena.ne.jp/yamadaatmn/20051221

サンケイ新聞の記事が,W-ZERO3を小さなパソコンと呼称したことで,PDA関係のblogなんかでは批判されている。だが,まったくPDAスマートフォンなんかに興味のない一般人からしたら,W-ZERO3は小さなパソコンだと思う。私はそれが間違った呼び方だとは思わない。単純に動作が速くなくて,できることは限られていて,制約が多いってだけで。仕事のファイルをそのまま使えるとは限らないし,WindowsMacのソフトウェアは基本的にはそのままでは使えない。そういったことさえ明示されていれば,別にいいんじゃないだろうか。だって,小さな機能制限のパソコンみたいなものですよ,って説明はよく私もする。他にいいようがないからだ。

どうせ,ネットやメール,メモとか,音楽を聴いたり,ムービーを見たりってことなんだろうし。

どうせ,さまざまな勘違いな批判や非難にさらされるのだ。なんだ全然使えないじゃないか,といわれるのだ。勘違いした人が流行に乗って買うだけのものだったりするのだ。売れたアメリカのPalmデバイスがそうだったように。何年後かも使っている人なんて,半分もいやしないのかもしれない。だが,使ってみなければその便利さも不自由さもわかりはしないじゃないか。どうせ,一度死んだようなものだしね。二度死んだってなんてことないんじゃないだろうか。

もちろん,自分がやれることはやり,すべきことはする。呼称に注意を喚起することも大事かもしれない。だが,たかが呼び方じゃないか。どうせ,新聞なんてなんにもわかっちゃいないんだし,気にするほどの問題じゃないと思う。みんな,新聞を信頼しすぎているんじゃないか? 新聞だってただの商業紙にすぎないんだしさ。

ええと、ちゃんと明記した上でパソコン「みたいな」ものですよ、というのは別に良いと思うんですよね。ただ今回のサンケイの記事のように「ミニパソコン」みたいな煽り方はまずいんじゃないの?って事です。
ミニパソコンではないと思うんですよ、夢の端末でもないと思うんですよ、私は。

以前のPDAの衰退の原因に、マスコミの無責任な煽り記事って一因としてあると思うんですよね。もちろんそれが全てではないですが。
で、今回も同じようなあおり方をしているから「ちょっとまってよ」と言っているわけです。

たかが呼び方という意見も個人としてはありだと思っていますが、産経新聞がそれだと困るんです。

そして、新聞を全く信頼していないからこそ、間違った情報を発信していることを叩いているわけです。

私は新聞を信頼していないですが、だからといって皆も信頼していないとは考えません。本来は信頼すべきではないものですし、何もわかっていないのでしょうけど、それを信頼してしまっている人がいるかどうかは別の話だと思います。

「たかが呼び方」でスルーしていくよりも、もっと実態を端的に現した名称を考えることを求めることの方が重要だと思います。

もちろん情報発信はそれ以上に大事ですから、ちょっと現状が落ち着いたらどんどんやっていきたいですけど。

立ち位置によってレビューは変わる

http://computers.livedoor.com/series_detail?id=27645

ウィルコムW-ZERO3」は本当に「スマート」なのか 使用時の気になる点あれこれ
ウィルコムから発売され、行列が出るほどの人気として話題になった端末が「W-ZERO3」だ。本体にはスライド式のキーボードが搭載され、電話としてもPDAとしても使える「スマートフォン」。しかし、果たして本当にスマートに使うことができる端末なのだろうか。実際に利用してみて気になった点についてまとめてみた。

なかなか的を射たような事もかかれているように思います。

ただ、なんというか、携帯ユーザーとPDAユーザーと両面に立って痛いところを探してつついているように見えるので、その辺のスタンスははっきりして欲しいなと思ったり。

例えばSyncが無線に対応していない、という点ですが。携帯電話って普通はそうですよね?有線ですよね?
混雑した車内で使えない、という意見もありますが、前提が「一般的な携帯電話のように片手操作が快適にできるものですら、場合によっては迷惑となる」なかでは出さないでおとなしくつり革にぶら下がって般若心経でも暗読しているほうがいいと思います。

あと、キーボードの向きは・・・今後に期待しましょう。なんと言っても第一弾です。全ての人を満足させることは不可能ですし選択肢も他にありません。片手操作の縦型キーボードより広げて使ったときの入力しやすさを取ったという事でしょう。
今後きっとWM5搭載の縦型キーボードマシンが登場してくれます。

あと、電車移動でも満員電車でなければ問題なく使えますし、ランチやカフェでも手にもって問題なく使えます。逆になかなか皿を下げに来てくれない店だと、手にもって使うことの方が多いですし、皿を下げてもテーブルを拭いてくれない店だとry 例えばリナザウを下において使う人ってどれぐらいいるんだろう?と一度も下において文字入力したことが無い私は思ったり。

電話の機能については不足を感じるのは事実ですけど、2回線契約するほどではないと思います。
話せりゃいいや的な人間って結構多いんじゃないかなと思ったり。私はそうですから、あまり電話機能に突っ込んだ機能がないといって怒る人の気持ちはわかりません。

メッセンジャーについては多分そのうちウィルコムのサイトから提供されるだろうと踏んでいますので、私としては、どれもさほど気になる欠点ではなかったりします。普通、電話にはついていないものですし。

まぁ、えりえりさんはCLIE大好きなPalmユーザーさんだったと記憶しているので、PocketPC系にはやはり手厳しいところがあるのかなと思います。同じような完成度の機種がCLIEとして出た場合に同じようなレビューになるのかなぁ?と思ったりも。もっともこれはただの私のヒガミかもしれないですけど(w

立ち位置の違う人間が見れば、いろいろな意見が出るんだなぁと思ったレビューでした。

平型コネクタ

平型コネクタアダプタの中でこのaudiotechnicaアダプタはなかなか良いです。

ヘッドフォンを挿すタイプなのですが、音声は結構クリアに相手に聞こえるようです。
相手の声は若干小さいですがちゃんと聞こえます。
AT3A35T/1.0です。