お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

気が大きくなる

初夏といってもいい、日差しを浴びながら、今日は久しぶりで放送大学へ歩いて行った。人影はたまに学生が通り過ぎるだけで、のんびりと写真を撮りながらだったので、着いたらもう10時近かった。
地球史の太古代の話を視聴した。

太古代とは、いまから40〜25億年前の時代で、原始大陸が消失して、地球は火山の先端が浮かぶだけの一面が海となった。そのわずかな陸地で光合成をする原核細胞生物のシアノバクテリアが誕生し、大気中に酸素が増えて、生物の進化が始まる。
また一度失われた大陸がマントルオーバーターンといわれる地殻変動で生じ、いまの地球の原型ができた。

地球史を学ぶと、何となく気が大きくなる。こんなホコリのような自分の存在と一瞬の人生など、どうでもいいように思える。
そのどうでもいいのが、今日も一日あくせくした。