お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

寸感

戦没者追悼式の映像がライブで流れた。思えば73年前の今日をわがは学童疎開をしていた富山県の片田舎で迎えた。小学5年だったので、よく記憶している。やはりとても暑い日だった。みんなでラジオのある農家へ行き、庭で正午の玉音放送を聞いて、敗戦を知った。

もう日本は戦力は壊滅状態なのに、一億玉砕を合言葉に戦いを続け、原爆が落とされるまで、無条件降伏しなかった。
今になったら、気ちがい沙汰としか思えないが、それが得体のしれない民族国家の姿だったのだ。

終戦を決定したのは昭和天皇で、憲法では象徴とされているが、最後の決断を下せる良識ある人格をいただく日本でありたいと願う。