お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

今に生きる

長い間、青少年育成活動に従事してきたが、ここ数年の活動停止を機に、当会館を解体することになった。たいへん残念なことだが、これも時勢のながれか・・・ただ悲哀感が身に染みる。

人生も終盤になると、得るものは少なく、失うものばかりが多くなる。はじめに父母、そして4人の兄を次々と失った。末っ子なので弟はいない。
そればかではなく、身辺を見回わせば、付き合いのあった知人、友人もだんだん少なくなっていく。生あるものの運命で、訃報を耳にするたびに、いずれはと思いはするが、不思議というか、わが身の事になると、実感がない。
人も物も、いずれはこの世から消えていく。最近になって、もう過去のことにはとらわれたくないという気持ち強くなってきた。

今に生きることが、すべてといっていい・・・