ねこじゃらしに飛びつけ*

普段モコモコと暮らしているヒツジもねこじゃらしに飛びつきたくなることがあるのです*  語数が重なりつつありますが、英語の実力は初心者。日々出合う英語の本は心の宝物です♪ 1203冊 8,355,318語  只今仕事の勉強で多読を中断しております

ねこじゃらしに飛びつけ*

The Wall

The Wall (Heinemann guided readers)

The Wall (Heinemann guided readers)

The Wall
MMR1 YL1.2 語数2600語 SSS書評
Jarradは大工の父と小さな村に住んでいる少年。その村には高く長く続く大きな灰色の壁がある。Jarradは壁の向こう側に何があるのか不思議だったが、皆がそれを恐れており、話題にも触れない。ある日、Morpathという男に子供たちは壁の側まで連れられていき、壁の向こう側には子供を食べる赤い目で尖った歯の住人がいると皆に言った。壁に近づいてはいけないときつく子供たちを驚かす。。
壁とは何か。心の壁。既存の概念を壊すのを妨げる壁。(最初ベルリンの壁だと思って読んでいました)…いろいろ象徴的な意味合いを考えると、きりがないほど心に浮かぶお話です。少し哲学的。壁の向こう側の人も同じ事をしていることや、Jarradの夢のことも考えると、シンクロニシティなんていう言葉も頭を過ぎります。本全体に漂う不思議なテイストと、少し不気味ともいえる絵が、なんとも脳裏に焼き付いて夜に夢を見そうです。ああ、また無意識の中に得体の知れないものを擦り込ませてしまった。。(あ、すみません、追記で“好き系”です)

The Truth Machine

The Truth Machine

The Truth Machine

The Truth Machine
MGR2 YL1.2 語数2600語 SSS書評
Verity博士は、Truth Machineを発明した。その機械に座ると本当のことしか話さなくなるのだ。世界中にその機械のことが知れ渡り、どしどしとお金や依頼が送られてくる。その中から博士は3人の被験者(?)を選び出した。本当のことを知ることは、人の幸せや平和につながるのか。そして事の顛末は。。
カオスな終わり方に、思わず笑ってしまいました。Verity博士が成功直後、すぐに新聞社に電話するところで、どんな人物か少し想像ができてしまいましたが、なんとも面白い人物ですね。次々に登場する3人もそれぞれ個性的です。一緒に食事とってるところで吹いてしまいました。こういう少しゆるい展開大好きです。