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主に本と映画のライフログ

L.A.コンフィデンシャル

1950年代、ロサンゼルス。ある晩「ナイト・アウル・カフェ」で6人の男女の虐殺事件が発生。そこには免職されたばかりの元刑事の死体が……。
評判どおり面白い。原作を読んおらず、先入観なく観たのがよかったのか。3人の刑事の描き分けが見事。バド・ホワイト刑事(ラッセル・クロウ)はマッチョですぐキレる豪腕。ジャック・ビンセンズ刑事(ケビン・スペイシー)は洒落者で世慣れた大人。エド・エクスリー警部補(ガイ・ピアース)は上昇志向のしたたかな(けっこうえぐい)ぼっちゃん。個性がはっきりしてる。黒幕の謎は(薄々感づきながらも)はらはらさせられた。文句ない傑作。