『死について!』 スタッズ・ターケル
死について考える時はいつも、
あまりにも雑な言葉しか持っていないことに愕然とする。
言葉を紡ぎだす才能がなければ、
言葉を見つけよう。
相手の言葉を引きだす天才が、
あらゆる職業・年齢の人から「死」についてのインタビューを行った。
死について経験したことがある人は誰もいなくても、
死は誰もがいずれ経験することだから、
誰もが考えを秘めている。
小さな声が頭のなかでささやくんです。
「とてもがまんできない。解決方法はひとつしかない」
―死!それが唯一の脱出口だと。
(ディミトリ・ミヘイラス 61歳 物理学者)
死について!―あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
- 作者: スタッズターケル,Studs Terkel,金原瑞人,築地誠子,野沢佳織
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 単行本
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[目次]
- 医師
- ER(特命救急)
- 法と秩序
- 戦争
- 母と息子
- 神の羊飼い(聖職者)
- 赤の他人
- 臨死体験
- 橋からの眺め
- ベビーブーム世代
- 父と息子
- カントリー・ウーマン
- 疫病Ⅰ
- 老人
- 疫病Ⅱ
- はるかな異国で
- 芸術に生きる
- コメディアン
- 死者の日
- もうひとりの息子
- 仕事
- 終わりと始まり