大容量MP3プレイヤー「Cowon X7」はかなり使える
160GBのHDDを備えるMP3プレイヤー、Cowon X7を買いました。iPod Classic(160GB)をなくしてしまったので、その代わり。感想と、使うさいの自分なりの工夫をメモ。
自分の環境
- 音楽ライブラリはPCにmp3ファイルで構築
- PCで使ってる再生ソフトはfoobar2000
- ファイル数(曲数)は3万ほど
- フォルダ構成は、アルバムアーティスト/アルバム名、のよくあるタイプ
- アルバムアーティストだけで1200ぐらいの項目
- タグは念入りに付ける派。アルバムアート(ジャケ写)もmp3に埋め込んでる。
Cowon X7の感想
音質
- 音は凄くいい。iPodやPC内蔵に比べると相当違う。
ハード
- iPod Classicに比べて一回り大きい。が慣れそう。
- バッテリーの持ちは凄くいい。
タグ
- タグもほぼ全てきちんと認識される(アーティスト名、アルバム名、ジャンル、年)。
- ファイル名やタグに日本語があっても問題なし。
- アルバムアートも、わざと左右が切られるが、全画面にキレイに表示される。
- セミコロンが読めないみたいで、複数アーティストは表示されず。なぜか日本語のタグは大丈夫。
- 作曲者などのタグは表示されない。
UI
- タッチの反応はにぶいがそれほど苦痛じゃない。
- 1画面には9項目まで。それ以上はスクロールが必要。
スクロールはほとんど使えない。20項目以上のものを見るのは苦痛。画面左端のスクロールバーをタッチすれば素早くスクロールできる。
工夫したこと
スクロールがほぼ使えないので、フォルダ構造はかなり考えました。スクロールもちゃんとできるのでこれは必要なし。
- アルバムアーティストの頭文字を使って3層のフォルダ階層を作ったうえで、アルバムアーティストのフォルダをコピー。例えば、abc/ba_bi/bo/BoAとか、あ/あ/う/宇多田ヒカルとか。
- ファイル転送のためにシェル・スクリプトを作成。
- 実際のコピーはrsyncで。
結論
以下の聴き方をする限りにおいてはストレスなし。十分に使えます。
- 1つのアルバムを探してシャッフル
- ジャンル内でシャッフル
- HDDの全曲でシャッフル
基本性能は問題ないし、UI上の問題もこちらで工夫すれば解決できます。iPodだと出来ないことは絶対に出来ないから、自力で何とかできるのは嬉しいですね。
音楽ライブラリをしこしこ作ってて、宗教上の理由でiPodを買えない自分のような人には、自信を持ってオススメできます。*2
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