3/31〜4/14

忙しいわけではなく(毎日のように映画観てる)、セワシナイだけだが、ブログを毎日更新にすると、書くのが遅いクセに無駄に長い文を書くせいで、時間が取られるので、今後は後で纏めて書くことにしたものの、溜まって来たので、メモ書きを公開してお茶を濁す。後日各日に詳細感想を書く。
まあ、今後は週末か、月の半ばとケツの二回か、月末にでも一気に書くような形で。

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 「新春大島渚予告篇大会」に『白昼の通り魔・予告篇』追加 

 大島予告篇が増えてたんで追加。
 http://d.hatena.ne.jp/molmot/20070122/1169418726

白昼の通り魔・予告篇』 (YOU TUBE

1966年 日本 松竹・創造社 カラー スコープ 分
構成・演出/佐々木守     出演/川口小枝 小山明子 佐藤慶 
白昼の通り魔 [DVD] 
 佐々木守予告篇初監督作。本編のチーフ助監督も務めている。大島渚によれば、本作のチーフ助監督を堂々と勤め上げたことで、佐々木は創造社の同人として本格的に迎え入れられたという。
 本編は、市川崑以上に細かくカットを割りまくっている。これは、『日本の夜と霧』で作り上げられた長回しの方法論が、その後『飼育』『天草四郎時貞』で薄まるような形で流用されていたので、思い切った方法論の転換を意図してのこと。
 ちなみに、本編の教職員室のシーンで、小林信彦が出演している。あと二作ほど出ているというが、『日本春歌考』ともう一本は?『絞死刑』で松田政男が演じた役は当初、小林信彦がオファーされていた。小林がスケジュールの都合で断った後は、 長部日出雄黒木和雄などに周り、ギリギリで松田政男に決まったようだが、前任者達の流れからして、割腹の良い人間を求めていたようだが、諦めて正反対の小柄な松田政男になったというのも面白い。小林信彦が演じていたらどうなっていただろうか。いち早く本編のスラップスティックな要素を呑みこんで、セコイ小芝居を後ろでやって笑わせていたかもしれない。