momo-kaun2007-05-18


 先日『東南アジアガハハ料理ノート』という本を読んでからというもの、突然「東南アジア料理を作って食べたい」という想いに取り憑かれてしまい、ここ数日、そのための調味料を入手すべく東奔西走しています。もともとヨーロッパやインド/ネパールの料理を作って食べる趣味があったのでそのスジの調味料は持っていたのですが、東南アジアはシンガポールとマレーシアに高校生の頃行ったきり、というわたしなので、そっち方面の調味料は皆無でした。最近は近所のスーパーでもココナツミルクナンプラー程度なら手に入るのですが、「カピ」という小エビのペーストやパームシュガー(ヤシの樹液で作る甘味料)、タマリンドペースト(豆科の植物で作る酸味料)なんてものはそうそうあるものではありません。でも、一度「やりたい」と思うと寝ても覚めてもじっとしていられない性分で、毎日うずうず悶々としていたら、日曜日に「タイフェスタ」なるイベントが代々木公園で開催され、息子が昼寝している間にひとりで食材調達に飛び出して行きました。
 調達できたのは件の「カピ」やパームシュガー、二種類の米の麺、ココナツミルクパウダー。タマリンドペーストやバイマックルーというハーブは入手できず、後日、高級スーパーのスパイスコーナーで高いお金出して買いました(その後ユウキ食品のHPにその何分の一かの値段でネット販売されているのを発見して倒れそうになりました)。
 その後『料理ノート」を参考に作った料理は、ガドガド(ピーナッツソースで食べる温野菜サラダ)、ナシゴレングリーンカレー(レシピに従ったらタマネギが多過ぎて甘かった)、クイッティオラッナー(あんかけ米麺)、ガイヤーン(タイの焼き鳥)、バインミーインドネシア炒飯)、カーチューコー(ベトナムのカラメル入り煮魚)、サンベラントロールインドネシア卵カレー)。主人ももともとエスニック料理を好む人ですし、辛くないものは息子も喜んで食べていました。
 写真は、タイフェスタでおみやげに買ってきたランブータンというライチのような味の果物。ひげのようなものが表面にいっぱい生えていて謎の生命体っぽくて、息子はかなりびびっていました(笑)