リソース管理ツールへ

そんなこんなでLeopard環境にサーバとクライアントを移設して思ったことは,生活リソース管理ツールへの道に活路を見出そうとしているのかなぁということでした.
Spotlightがネットワークに拡張されたのは,昨今のワークグループ検索ブームの中で驚くことでもないのですが,
FinderはiTunesっぽくなり一覧性より検索性を狙っているように見えますし,iCal.appとMail.appはデータの持ち方からして結合度を上げてきましたし.
iCalServerの存在は,Mac使っているけれど,XServe入れるほどじゃないんだよねと思っていた中小規模のワークグループにはキラーになりそうな印象です.

本当ならば,Linuxあたりを核にした,こういう視点(仕事環境密着型)の製品が出てもよかったのではないかなぁ.
開発投資をデスクトップとエンタープライズに偏重させてきた日本のLinux行政は…Appleに出し抜かれちゃった今,振り返るわけにもいかないのかな.何もかも手遅れになってから着手するようなことだけは止めてほしいですなぁ.情報大公開プロジェクトみたいな.

でも会議室は管理できない…

どうやらLeopard Serverをクリーンインストールすると,今までのよりも簡単な管理ツールが使えるようで,会議室や機材のようなものもCalDAV (と,OpenDirectory?)を使って管理できます.

でも,アップグレードだと,そのツールが使えない,上級者向きの設定に強制的にされてしまいます.


いや,ldapadd とかガリガリ使いHTTP/1.1 を生で叩けば何とかなるのでしょうけれど.


そんなことをしたら,なんでLinuxでなくカジュアルサーバを買ったのか,自分に説明がつかなくなりますので.

結局rsyncマンセー

とりあえず,サーバ側のhomeを全消去し,PowerBook側のhomeをrsyncで飛ばす.
リソースフォークとか大丈夫なのかしらと思いつつ,モバイルアカウントで同期.
何カ所か怪しいところがあったけれども,それはPowerBook側で上書き.

カジュアルなクライアントとサーバを選んでいるのに,なんでrsyncなのか,問いつめたい.自分を.