サニーボーイ

我がユニット、"The Monkey Business Extra Light"に、


「サニーボーイ」という楽曲があります。


日々あてどなく彷徨う野良犬くんの歌でありまして、我が方のギグでは、ほとんど毎回、ラストに演奏することを続けております。


そんな、日々のねぐらを求め、彷徨い歩く野良犬くんの名は、


"Sonny Boy"


無論、あのブルーズマン、Sonny Boy Williamson Ⅱのアルバム、



"Down and Out Blues"


に、引っかけての名称なのです。


が……、


このたび、フルアルバムの制作発表に併せて、この楽曲のMusic Videoを作りましょうと言ってくださる方あって、


プロジェクト、鋭意進行中なのですが、


関与関係してくださっている方々の多くが、楽曲を聴いて抱く「サニーボーイ」のイメージは、


"Sonny"ではなく、"Sunny"であることの方が自然なのだということを、知りまして、


長らく演奏して参りましたこの楽曲のタイトル、フルアルバムの発表を機に、


"Sunny Boy"に改めようと思います。


そして、この楽曲、バンド時代の演奏では、導入していなかった、


某有名楽曲の主旋律を、要所要所で奏でていて、それがこの楽曲の核となっております。


かの有名な、"パリの空の下"の主旋律なのですが、


これは、当節流行の「パクリ」と言うなら、「パクリ」なのでしょうが、


我が方、ユニットの演奏では、世界中の誰もが"パリの空の下"であるということを知っているであろうことを前提に、


その主旋律を前面に打ち出しながら、楽曲のモチーフに致しております。


「パクリ」ではなく、強いて言うなら、「オマージュ」です。


野良犬とニンゲン、どっちが偉い? んなこと、誰にもわからない。


"Sunny Boy"に、


幸あれ。