ガタカ

先に書き散らしていた映画関係のブログを目にした生徒が、



ガタカ』という映画おもしろいです。


と、twitterのDMで教えてくれましたので、


昔の映画、1997年ちゅの、オレにとってはそんなに昔な感じはないのですけれど(爆)、
そういうの観て、教えてくれるセブンティーンっての、ほとんどおりませんですゆえ、


アンダー千円のお値段で中古のBD売ってたので、ポチッとして、
70インチ超のホームシアター(笑)で、観たのでありました。


教えてくれただけのことはあって、見応えございました。


DNA操作で生まれた「適正者」が優遇される近未来。
自然出産で「不適正者」として生まれたヴィンセント、「適正者」になりすまし、宇宙飛行士としてタイタンに飛び立とうとする……。


というストーリーでしたが、


臆面もなく、それがさも正論であるかのように「優生思想」を言い募る馬鹿者がはびこる昨今にあって、


人の能力、可能性、遺伝子レベルで勝手に決めつけるなバカヤロー!
というメッセージが、素敵な映画でございました。


というか、むしろ、


「適正者」になりすますヴィンセントに協力する、かつて「適正者」の水泳選手として世界の頂点を目指していたけれど、
障害者となってしまったジェロームの物語として観るのが正解かも知れんのですが、


隠れた(隠れてないのか?90年代以降、取りこぼしてる作品多いからなぁ……)名画でございました。
生徒さんも、たまにはやりますな(笑)


我が家には、何の操作もされずにこの世に生まれてきたニャンスケが、何人かおりますが、



こんなにかわいいぞ。


バカヤロー!