スリランカの命数法

昨日の内容に関わることですが、スリランカの命数法はインドの体系を元にしている。


日本は四桁区切りですよね。
1
10
100
1000
まで来てから
1,0000 (万) =10の4乗
1,0000,0000 (億) =10の8乗
1,0000,0000,0000 (兆) =10の12乗
以下、スーパーコンピューターでも有名になった[京]、そして実際には使用頻度も少ない[垓]・・・[那由多]、[不可思議]、[無量大数]まで四桁区切りで10の68乗まで続く。




対して、ヨーロッパは三桁区切りですよね。
1
10
100
まで来ると
1,000 (thousand) =10の3乗
1,000,000 (million) =10の6乗
1,000,000,000 (billion) =10の9乗
あとはtrillion以下、quadrillion、quintillionと続く。
ラテン語が元ですね。




インドやスリランカ、その他の南アジアでは二桁区切りです。
以下シンハラ語
1 (eka)
10 (dahaya)
100 (si^ya)
1000 (da^ha)
まで来たあとで
[10,000 (daha da^ha=10*1000)]
1,00,000 (lakusaya) [eka lakusa=1*100000] =10の5乗
[10,00,000 (daha lakusaya) [10*100000]
1,00,00,000 (koatiya) =10の7乗
以下、10億、1000億、10兆・・・と二桁ごとにあるようですが、聞いたことありません。


日本的感覚とも、西洋的感覚ともちがうので違和感はある。
たまに宝くじの売り場で、「Rs.10,00,000の当選クジが、ここから出ました!!」みたいな看板を見るけれど、実際ムズムズする。