たっぷり残業して自転車を漕いで帰る空には、ぴゅーぴゅーと筋が通っていました。あたしも今日は揺るがないようにした。円形脱毛症を発症した人まで出ました。ここまで来たら、おじさんパラダイスが自然消滅する日も近いな、そう確信しました。誰かに押しつけた責任は絶対に自分に返ってくるんだ、だから今回は揺るがない。頭の煙突を開放して、ポーポーと黒い煙を出して心はクールに行こうと決めました。少しずつ辻斬りに会った仲間が増えて、ゆっくり、ゆっくりいい方へ向かっているのかも知れません。
おともだちが、メールで絵を送ってくれました。大きくして見るとまた違う味わい。ひと目で、ＲＣの絵だとわかるし、細い細い三つ編みを編み込むような心の先、光を映す海の底のよう。よく見ると、懐かしい丸い玉がたくさん、無数に描いてありました。魂みたいに。
母から電話で、８月に門家来襲するらしい。地震でメチャメチャになったお墓を一度は移転することになっていたのに、どういうわけかまた修繕したそう。涙が出るほど嬉しいことに、私の願い通りになったのです。水戸のお墓だけは、移さないでいて欲しかったから。原付でひとりでご先祖様に会いに行ったことがあるほど、小さなお寺のお墓たちは心の支えなのです。８月。楽しみなようでいて、恐ろしいような、振り回されそうな感覚です。かかってこ〜い！
