仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

他にこういうブログも書いてます。

2014-07-24

安定の川上弘美の不安定さ

西加奈子の本を読んで辛くなったので、川上弘美の本を借りて読んだ。

なめらかで熱くて甘苦しくて

なめらかで熱くて甘苦しくて

天頂より少し下って

天頂より少し下って

「なめらかで……」は、ちょっと長めの話がいくつか。「天頂より…」は、もっと短い短篇集。

ああ、ほっとする。

ものごとに結論がつかなくて、恋にも正解がなくて、ひとは収まるところに収まりもしないまま、そとづらは多分何の問題もなさそうに生きている。

こういうのが現実だ。

あの世で天国か地獄か選り分けられるとき、胸を張って天国と100%自信を持てるくらい、正しく生きていることがそんなに偉いだろうか。

人を痛めつけて。

苦しめて。

恋に身を任せて。

貧しくて。

寂しくて。

いやらしくて。

報われなくて。

正しく生きている人達がまぶしくなったり、幸せな人がねたましくなったら、川上弘美を読んで、自分を肯定してもらうのです。

2014-07-16

西加奈子「きいろいゾウ」

きいろいゾウ (小学館文庫)

きいろいゾウ (小学館文庫)

映画にもなったおはなし。西加奈子のエッセイを読んでいて、この人の小説読んでみたいなぁと思っていた所、図書館でとおりかかって借りた。

夢中になって読んだ。面白かったよ。

ただ、これは人によって読後感が違うんだよな、きっと。

Amazonのレビューでも、ほっこり癒し系素敵なほのぼの小説、みたいに解釈する人が多いみたいだけど。

田舎の古民家に住みはじめた(映画版を見ると『おおかみこどもの雨と雪』で主人公らが住む家みたいだ)、新婚の夫婦。小説家志望でデイサービスのパート勤務。妻は働いていなくて、頭があまりよくない。四面楚歌という言葉もしらないし、9歳の子ども相手にセックスを連発するし、生理になりそうなのにタンポンも使わず水着になったりする。でも料理はうまい。ああ、男の人ってこういう女性が好きなのかもね、という時点で私はかなり反感持つんだけど。妻は実は秘密がある。そして、この2人を軸にいろんな人がとりまく。やがて、ほっこりのはずが危機が訪れる。

んで、ネタバレになるけど。(ネタバレ注意)

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2014-06-09

マチオモイ超「角五郎帖」を公開します

2月に「マチオモイ帖」に出展しました。見に行った時のブログはこちら。

http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20140319/1395194928

私が作った角五郎帖は、ほぼ毎日川原を歩き回っている私が見た面白いものを書いているわけで、その後も面白いネタはどんどんたまってきています。いっそのこと、ここで続編を描いてしまおうかなと。

ならばそれに先立ちまして、角五郎帖の内容を公開しておきたいと思いました。

こちらからご覧いただけます。

http://asfactory.sakura.ne.jp/illustration.html

が。せっかくなのでここにも貼っておきますね。

ご覧ください。

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2014-06-04

父の命日に思う

2008年と2009年に、父の命日シリーズのブログを書いていた。

http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20080604/1212581818

http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20090609/1244535204

久しぶりにまた書いてみようと思う。

父は某左翼党の活動家で、教師で、46歳で脳腫瘍で亡くなった。

気がつけば、父の享年まであと2年じゃねーかおい。

念願のコワーキングスペースも作ったし、息子も立派に大きくなったし、どうしてもやりたいことも行きたいところもないので、思い残すこともないなーと最近は思っている。お金もないしね。

しかし、息子は「20歳になったら一緒に飲みに行くんだからそれまで死ぬな」と、かわいいことを言ってくれるので、あと7年は生きなければならないらしい。それもあと数年したら「うぜえんだよくそばばぁ」になってるかもね。

ほんとに、あと何年生きられるのか本当にわからない。毎日疲れるし、頭はどんどんボケてきて言葉がうまく出てこないし、老いたなぁと日々実感する。

でも、もし残り少ない日々だとしたら何をしたいか、と考える時に、思い浮かべるのは、父から受け継いだ楽しみなんだよね。不思議と。

父のDNAのお陰で、酒飲みでいられます。ありがたい。

父の山好きで行動派の血も流れてます。お陰で、バイクのったりキャンプしたり温泉行く楽しみがあります。ありがたい。

楽しいことをいっぱい残してくれた父に感謝ですねぇ。

うーん、うまくまとまらんけど。

2014-05-22

息子がメンダコになる

暖かくなったり寒かったりする微妙な春先に、息子がタオルケットでメンダコになっていたのだが、写真を撮ると拒否されるので絵に描いた。

f:id:monyakata:20140522171246p:image