新・鍋でもうだうだ

2008-01-30 久しぶりに早く帰ってきたので色々書いてみる。

[]写真を売ること。 22:39

一昨年末から写真を売り始めましたが、買う側の心境ってどんな感じなんだろう?

写真を買った経験がある人ってやっぱり多くはいないですよね? なんで買わないんだろう……とよく考えるのですが、Moo自身まともに写真を買った経験ってありません。

で、ちょっと考えてみた。

今までに買った写真というとブレッソン展でポストカード2枚*1AHAに注文しているA4の亀の写真1枚くらいです。

Mooがほとんど買わない理由は欲しい写真が買える値段では滅多にないからです。せいぜい\5kくらいで気に入る写真があれば「買っちゃえっ!」という気になるのですが*2、たいてい気に入るような写真は安くても50kは下らない。80k〜100kくらいが相場かな。さすがにその値段だと一般小市民にはおいそれと買えないわけです。

よく写真と音楽を比較して考えるのですが、価格で言うと音楽って普及している分だけ低価格ですよね。アルバム買っても3kくらい。写真だと写真集買うと安ければ2kくらいですけど、高いと10k超えますから。オリジナル、という点でみるとライブチケットが5kくらい? 写真のオリジナルプリントだと5kから100kくらいまでですから、一気に高くなる。頻繁にオリジナルに触れてファンになってくれる人たちがいないと市場的には活性化しないんじゃないかと。写真展はせいぜい1k程度でオリジナルに触れられるけど開く側の負担がきついからなぁ*3

他には写真だと新作の情報がどこにあるのかわからない。音楽だと各レーベルがせっせと宣伝するでしょう? 写流プロジェクトなんてのも立ち上がっているけど、こういうプロダクションがもっとできてこないと難しい気がしてます。作品制作プロモーション、会計、などなど1人でやるには限界がありますから。タレントで言うところのマネージャみたいな存在もだいじですよね(ギャラリストがこのポジションに当たるのかな?)。

なんというか音楽業界と比較すると(単純比較できないことは承知だけど)アート写真業界の課題って結構あると思うんですよね。

  • 「オリジナルプリント」及び作者に触れる機会がない
    • 熱狂的ファンがつきにくい
  • 買いたい写真がない
    • 写真を売る人が少ない
  • どこで売っているかわからない
  • あっても高くて買えない
  • 「写真は見るもの、買うものじゃない」という意識?

アマチュアで写真を売る人が、インディーズバンドと同じくらいの数になれば世の中ガラッと変わると思うんですよね。人の美的感覚なんてバラバラなんだから色々な種類がなければ市場として成り立たない。技術的なレベルも世界的レベルの人も売ってるし、誰にも振り向いてもらえないようなレベルの人も売っている。そんな世界になってほしいものです。

日常的に写真を撮っている人は好きな写真集の構成とか真似て写真集にして売ってみると良いと思います。誰にも振り向かれないかもしれないけど、売れた時は本当に鳥肌が立つほど嬉しいものです。最近は1冊から写真集を製本してくれるようなサービスも増えてきたのでやりやすいんじゃないかな、と。

あと、真面目に写真をやってて販売とかやっている人にはいくら気に入ったとしても「これ(タダで)ちょうだい」というのはNGだと思います。「その写真、気に入ったけど価値は0円です」と言っているのと一緒ですから。知り合い同士で金銭のやり取りが気まずいなら、せめてご飯をおごるとかしてあげてください。

 

まとまりのない長文失礼。

共感持ってくれる人いるとうれしいなぁ……。こういう話ってカメラピープルSNSとかでやった方が反響あるかな?試しに入ってみるか。

 

あ、今年予定しているイベント参加予定はmixture creators' marketとデザインフェスタ(両日)と5月以降の手創り市です。写真売ってみたいけど、初めてだし何すればいいのかわからない、なんて人がいればコメントなり、メールなりで連絡ください。少なからずアドバイスできますし、写真ブース同士ならべて出展の希望も受け付けてます(写真ブースが並んでいると目立つのでメリットが大きいのです)。

*1:これはかなり当たりでした。150円とは思えない紙質と印刷品質で下手な写真集よりも印刷がきれいでした(笑)

*2:だからMooは5kで販売しているのです。

*3:このあたりインディーズバンドのハウスライブの時の負担とか聞いてみたい。

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