NHKBShi 『ハイビジョン特集』 京都樂家 黒茶碗と赤茶碗〜十五代吉左衞門のルネサンス〜 20:00〜21:50

黒楽を焼くことを許されるのが当代のみって(汗)。凄まじい一子相伝。いや相伝にもならないのか。息子は父が茶碗を作る過程を見て、見よう見まねで作る。父は傍らで見てるだけで何も言わない。釉薬の調合も当代のオリジナル。伝えられるのは400年前から代々が集めてきた土と釉薬を作り出す石。
そうした厳しい伝統の中で焼き上げた黒楽茶碗が、窯から取り出され冷えていく時に鳴らす音は水琴窟の音のように美しいものでした。