買い出し3

マイ実家用のお年賀をタカシマヤで。午前中に行ったのにすでにデパ地下がひとでいっぱい(汗)。あちこち見る気力がなくなったので、鈴懸でちゃっちゃと選んで、Soup Stock Tokyoで正月の腹休め用の冷凍スープ買って、PECKで明日のパンと今日の晩御飯のお惣菜買って終了。雑煮大根はやはりない。
http://www.suzukake.co.jp/
http://www.soup-stock-tokyo.com/
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/pb/peck/
1FにPECKがあった時はカフェ併設だったのに、私的にどうでもいいポップコーン屋に乗っ取られてB2移動してパンとデリだけになってしまったのが残念。パン類はもちろんコーヒー美味しかったのにな。

CBCテレビ 『赤めだか』 21:00〜23:25

録画済。


「観た人だけが得すれば良いんですよ」
本当に。観て良かったよこのドラマ。
ナマのお芝居とかだと時間的金銭的都合で観たくても観れない場合が多くて、それはもうどうしようもないんだけども、テレビですもん地上波ですもん全国放送ですもん録画できますもんDVD出ますもん。これからでも遅くない。観なかった観れなかったひとは是非観ましょう。「現実は正解」だ。
脚本演出役者全て良し。談志師匠が言う“リズムとメロディ”が見事でした。押しつけがましい笑いも感動もお涙頂戴もなく、でも淡々としているかというとそうではなく、随所に小気味よくネタが仕込まれ、くすっと笑って、じわりとくる師匠の言葉の重みに頷き、ストレートじゃない師匠の優しさに涙する。
ニノはやっぱ巧いなあ。それ以上に巧いと思ったのは濱田君。彼の『死神』をフルで聴いてみたい。たけしは技巧的な巧さはないけど(すんません)彼以外誰が談志師匠をやれるかっつーのてことで。しかしどこまでが芝居でどこまでがアドリブなんだろ(笑)。
香川照之志の輔も良かった。世間的には半沢系のオーバーフローな演技のイメージが強いようで、品のある志の輔が彼にできるのかみたいな呟きを見かけたけど、なに言ってんだって感じ。そういや中車として、来年1月の大阪松竹座で『らくだ』と『芝浜』やりますよ。観に行きたくなっちゃったじゃないか。落語から歌舞伎へっていうと『文七元結』もそう。勘三郎さんで観ました。他に『怪談牡丹灯篭』とか。
そして、勘九郎君と円楽さんが先代でたけしが弟子を自分のとこへ送り出すってね。凄いや。
勘九郎君は声は元々似てたけど、今回益々そっくりで表情も喋り方も仕草もなにもかもが勘三郎さんで(涙)。喋ってる途中で薬師丸ひろ子のナレが被さったでしょ。あれやめてほしかった。薬師丸ひろ子に罪はないのよ。単純にもっと聴きたかった、観たかった。
前にも載せたツイだけどもいっかい。

https://twitter.com/horiikenichiro/status/276712864851578882
今年二月の平成中村座、談志追悼落語会の座談会、勘三郎が「忠臣蔵の勘平の、半間、半間のむずかしい間、そこで『うまいっ!』って絶妙のタイミングで声を掛けた客がいて、こりゃ只者じゃないと腹突きながら見たら、談志師匠だった」と語ったのが忘れられない。半間、半間という言葉が耳に残ってる

これも→http://www.news24.jp/entertainment/news/1621522.html
ああ、あとBGMが非常にツボだったわ。選曲素晴らし。わかるひとにはわかる、やね。誰かリスト作ってくれないかしら。〔DOWN TOWN〕かあ。ひょうきん族懐かしい。私は〔パレード〕の方が好きだけども。そういえば山下達郎大瀧詠一は落語好き。ついでに(失礼)さだまさしは大学落研出身だ。


余話。先日の『フルタ家の不思議なテレビ』で『アップダウンクイズ』の映像が出てたんだけど、若い談志師匠が実に楽しげで可愛らしかったな。