メ〜テレ 『第14回 21世紀新人シナリオ大賞ドラマ 夏目家どろぼう綺談』 25:10〜26:10

録画済。


吾輩は猫である』誕生のもうひとつの物語。
フィクションとノンフィクションの間の行き来が巧く、両者のボリュームが程良い秀作ではないかと。
「夢だったのかもしれんなあ」by金之助。
金之助(桐谷健太)とロク(西井幸人)だけで話が回っていたらね。でもそこへ高浜虚子寺田寅彦がふいに顔を出し、金之助を苦しめた藤村操の自殺という事実を入れ込んだから「もうひとつの」が成り立つんだと思います。
ロク役の西井幸人君カワイイなあ。なんて純粋で真っ直ぐな瞳。コソ泥時代のくるくるしたいたずらっぽい眼もいいけど、2年後の書生姿の眩しいことったら。桐谷は言うことなし。満足。オッペケペーも良かったよ。アップテンポになってくのはアドリブ?。
そうそう、あの刑事さん、実在の人物の名前らしい(吃驚)。配役法典の中の人のツイより。

https://twitter.com/noyorin/status/683339575633158144
「伊佐地忠一」ってやけに具体的な名前だと思ったら実在人物の名前なのか http://soho-tokutomi.or.jp/db/jinbutsu/13131 … #夏目家どろぼう綺談


余話。黒猫のジャック君が単独クレジット。動物で初めて観た気がする(笑)。