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2005/02/01 (Tue)

[]「好きな事」と「したい事」と「なりたい職業」の隔たり。

ちょっと気になったので。

MORI LOG ACADEMY*1VOL.164(1/31更新分)より。

「小説家になりたいがどうすれば良いか」というメールが来ます。(中略)また、「本を出すにはどうすれば良いか」という微妙に方向性の異なる質問も多いです。この場合は、特に売れなくても良い、小説家とまではいわない、とにかく、1冊で良いので本を出してみたい、という希望のようです。これは、簡単です。ワープロで打って、製本すれば本になります。数冊作るくらいは造作もない工作でしょう(中身を書くことに比べたら、ですが)。しかも、それを他人に手渡すことも、困難ではありません。もらっても、怒る人はいませんので、好意的に受け取られるでしょう(無料の場合に限ります)。

 もう少し沢山出したい場合も、たとえば、自費出版、同人誌、アマチュア本と呼ばれるもので、これはいろいろなレベルのものがありますが、基本的に、印刷代を支払うことができるならばまったく問題はなく、それが書店に並んだり、普通に流通したりすることも可能です。この状況で満足ができる場合は、初めからその方向で本を作った方が手っ取り早いと思われます。

 そうではなく、職業として小説家を目指したい、という場合には、本を作ることは二の次で、まずはコンテンツを作ることが先決だと思われます。音楽のアーティストであれば、レコードを作るわけではなく、楽器を弾く、歌う、あるいは曲を作る、という作業をする以外になり方はありません。それと同じです。ただ、自分自身が好きなものではなく、聴き手(読者)が望むものを提供する、という点で、上の例とは一線を画する、というだけでしょう。


 アーティストは、一日ずっと他人の音楽を聴いているでしょうか? 同じ理由で、他人の本を読んでいて楽しいという方は、もしかしたら向かない職業かもしれません。

この時期にまだ「自分はどんな職業に就きたいのか」考えてるのはちょっとヤバい事態だと自分でも思うのですが。

「したい事」を仕事にするのが必ずしも良い選択ではないでしょうし。

それ以前に自分が「何をしたいのか」がわかりません。もっとヤバい事態ですが。

「好きな事」が「したい事」に直結するという訳でもないですし。


本を読むのが好き、ライブに行くのが好き。自分の琴線に触れる「表現」が好き。

受け手ではなくて表現する側になってみたいと思う事もある。

けど、そこで「表現したいモノ」が無い。

この日記だって「表現」と言えるのかもしれないけど、このレベルじゃ職業にならない。

イラスト描くのも表現なんだろうけど、正直、いつも「これが描きたい」という気持ちが起こる訳ではないし、

これを職業にして(そこまでのセンスもないけど)、クライアントの要求に応じたイラストを描くなんていうのはきっと私の「したい事」ではない。


「何かやりたい」「表現したい」と思うだけなんですね、私の場合。

実際に行動を起こさない。行動しても、具体的に「何をどうしたいか」が思い付かない。

頭では分かってるんですけどね。


私の「今したい事」って何なんだろう。

*1:今日になって気付いたんですが、このエッセイ(?)の登場人物の名前って名古屋の地名なんですね…