MOON PHASE 雑記

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・「Fate/stay night」第1話
原作と同じ『THIS ILLUSION』のアレンジVer『disillusion』と、武内崇氏自ら絵コンテを担当してるオープニングは、映像的にはゲーム版より上だけど、曲とのタイミングが微妙にずれてる感じがした。前回の聖杯戦争でのセイバーvsギルガメッシュ回想から始まり、言峰の語りと凜のアーチャー召喚。本編は冬木市を取り巻く不穏な動きと、魔術師の存在、そして、正義の味方を目指す衛宮士郎という主人公のあり方を淡々と描写する事に終始費やした形。TYPE-MOON作品というのは、ある意味奈須きのこ氏が描く壮大な世界観を魅せる作品とも言えるので、物語の中に引き込む為に、しっかりと状況説明をするのは正しい切り口だと思う。ただ、それは原作を知ってるから言える事であって、アニメで始めて「Fate」に触れる人に対しては、不親切で掴みに欠ける内容だったかな?視点が士郎と凜に切り替わるから、話も判り難いだろうし。とりあえず、1話を見ただけで、藤ねえがスタッフに愛されてる事はわかった。あと桜が蟲で調教済みの淫乱娘なのに妙に清純そうで可愛かった。クオリティは申し分ないし、原作ファンとしては十分今後に期待できるスタート。次回予告がタイガー道場じゃ無かったのは不満だけど(笑)。次回のラストでセイバー召喚だろうな。

・「Canvas2 〜虹色のスケッチ〜」第13話
爽やかな笑顔でやった事は最低野郎、浩樹が絵を止めた原因にして元凶の柳が遂に登場。原作以上に嫌なヤツとして描かれてる感じがする。あんな気まずい状態のまま別れたのに、今回久々に出会った時も笑顔って、どんな外道だよ。この過去編を見せられてしまうと、やっぱり霧エンドが一番自然に思える。原作の浩樹は良いヤツ過ぎて、柳が自分の過去の罪を明かす事であっさり仲直りしてしまったんだけど、アニメ版はマジで廃人だったし、もっとドロドロ展開を引きずって欲しい気も。何はともあれ、柳の登場で俄然面白くなって来たのは間違いない。

・「よみがえる空 -Rescue Wings-」第1話
今期、自衛隊が協力している2作品のうち、一方の「タクティカルロア」とはまるで正反対に位置する、本格的な硬派アニメ。言い換えると、もの凄く地味なアニメ。軍事ネタは特に詳しくないし、主人公が救難隊に配属されて引っ越し、彼女とは遠距離恋愛ですれ違い、鬼軍曹にどやされて軽く凹んだ、ぐらいの内容だから特に語る事もないので、レスキュー活動が始まるまでは評価保留。某九死に一生スペシャルとか、某救命病棟24時とか見るのは好きなので、それなりに期待はしてるんだけど、1クール全12話でこの展開の遅さは心配。

・「LEMON ANGEL PROJECT」第1話
乳首あり、パンチラあり、キャラデザは好みだし、作画クオリティも今期新番の中ではトップクラス。しかし、それらのアドバンテージを帳消しにするほどの、超絶棒読みヒロインには、声優をほとんど気にしない自分でも、さすがに頭が痛くなった…。特に音楽室の弾丸棒読みトークは、何かの試練かと。あれでは、諏訪先輩の性格が悪いとか関係ないと思う(笑)。しかも、その後逆ギレしてるしな。ストーリーは、これと言って惹かれる要素があるワケでもなかったんだけど、1話だけで切り捨てるほど酷くもないので、もう少し様子見。「チャンス トライアングルセッション」の二の舞にならなければ良いが。

・「練馬大根ブラザーズ」第1話
なるほど、“ミュージカルアニメ”ね。これは人を選ぶだろうなあ。あと、作る方も凄く大変そうだ。武○士やジャ○ーズにケンカ売ってるような際どいネタや、WEBアニメスタイルのインタビューにあった通り、ガチでホモネタ連発。耐性がないと絶対引くだろ。そして、当然の如く作中にナベシン本人出演。下品で下らな過ぎて、やたらハイテンション。間違いなくナベシン節全開なんだけど、今までに見たことの無い斬新なアニメなのは確か。それが成功してるかどうかは別ですが。松崎しげるは上手いな。ミュージカルの部分はさすがに映える。ムスメット松本彩乃も、予想以上に良い声でヒロイン演じていて驚いた。