MOON PHASE 雑記

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「涼宮ハルヒの憂鬱」第8話

孤島症候群後編。本筋は原作通りなんだけど、かなりアレンジされていて新鮮だった。前編でもそうだったけど、雪山症候群の要素が少し織り込まれてる。今回の話で示したかったのは、殺人事件なんてものをハルヒは本当には望んでいないと言う事と、それをキョンが信じていると言う事。実際、古泉が仕込んだ事件の解決部分は、あまり出来の良くないミステリーの真似事をやってるだけなので、それほど面白いとは思わなかったしね。それでも、嵐の中の洞窟で、古泉のヒント無しでハルヒが偽の真相まで辿り着いて見せたり、キョンとの手の繋ぎ直しとか、キョンを心配するハルヒの魅力が十二分に発揮されていて満足。その後のハルヒの推理劇で、まんま逆転裁判のパロディやってて笑った(笑)。キョンの言う事は聞く長門とか、つまみ食いしようとするキョンの妹も、さりげなく良かった。次回・第9話は『サムデイ イン ザ レイン』で、ハルヒ話数だと第14話、事前情報通りなら、原作者・谷川流氏書き下ろしのアニメオリジナル回。お疲れさま、キョンって…最終回なのかよ!ED曲『ハレ晴レユカイ』の歌詞にある『ある晴れた日のこと』に対して『ある雨の日のこと』って、もの凄く意味深なサブタイトルだ。キョンの格好からして、時期的には冬の話?

追記. 今日、5月22日はアーサー・コナン・ドイルの誕生日。まさか、ここまで考えて後編を1週ずらしたの??

「Fate/stay night」第20話

セイバーとのデート。そして、士郎とセイバーのすれ違い。さすがに、クライマックス直前の要の話とあって、ほぼ原作通りにやってたと思う。ただ、前回のキャスター戦とか、余計なエピソードの消化に時間を取られてしまった為か、セイバーと士郎の関係を性急に深めようとしてるように感じてしまった。セイバーが好きだから現世に留まって欲しい、自分の事をもっと考えろ、と言う士郎の愚直さは良いんだけど、自己犠牲の固まりだった今までの士郎とは真逆だと突っ込むセイバーの意見はごもっとも。それにしても、士郎の干将・莫耶の投影を見て驚いたりしてたのに、凜はまだアーチャーの正体に気付いてなかったようで。次回は『天地乖離す開闢の星』で、金ピカの最強宝具発動か。