MOON PHASE 雑記

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「灼眼のシャナII」第2話

シャナと吉田さんの悠二を巡るお弁当バトルが勃発。これが『全ての序章』だと言うのだから、この第2期の主軸がどこにあるのかも、自ずとわかってくるというもの(笑)。シュドナイの存在の力を取り込んでなかった悠二は、前作の『星黎殿』でヘカテーと器を合わせた時に引き出された存在の力を『零時迷子』が取り込んだと言うことにしたのか。力の大きさだけなら紅世の王にも匹敵すると。素直に強くなれるよと言い切るシャナが可愛いぞ。メアの仕掛けにもいち早く気付いたし、第2期の悠二は、本当に原作寄りのキャラ設定に近付いた模様。オープニングに“銀”らしき姿もあることから、やはりアニメ版の仮装舞踏会の大命とやらにも、盟主“祭礼の蛇”復活が含まれてるのは間違いなし?戦いという理由を付けて、悠二を独占しようとするシャナは結構黒い。まあ、メンタル面では吉田さんよりシャナの方がずっと弱かったりするので、アドバンテージを誇示しておかないと不安になるんだろうけど。そんなことで凹たれない吉田さんは、最初の頃とは比べものにならないぐらい精神的に強くなってる。しかし、メアの本体があんなピエロもどきだなんて、ガッカリだぜ(笑)。そして、ヘカテー似の転校生が登場。事前に、第2期は原作の要素だけを使った完全アニメオリジナル展開だと発表されてたけど、この路線を見て、ファンが何を望んでるのかは理解してると思った。

「こどものじかん」第1話

原作既読。直前で放送局が減少したり、製作サイドと局サイドが牽制してたり、放送前の話題性だけなら、ガンダム00CLANNADより上だった気がする今秋最大のお騒がせアニメも、KBS京都チバテレビでは何とか無事オンエアまで漕ぎ着けたわけですが…事前に公式ブログで発表されていた通り、修正の嵐でした。幸いな事に、ストーリーに大幅な改変はなく、原作の1時間目から3時間目までの内容を圧縮して再構成した内容だったので、TVオンエア版でカットされたシーンやセリフを収録したDVD版まで待たずとも、原作と照らし合わすことで大抵は補えるんですが、これからアニメオリジナルの要素が増えて、そこにも修正が入ってしまうようだと、視聴者に多大な妄想力を要求するアニメになってしまいますね(笑)。しかし、タイトルやビジュアルからして、エッチでロリなアニメと見られがちなんだろうけど、実際は、教師による虐待、生徒による教師弄め、歪んだ愛情表現など、教育現場がはらむ問題点を描いた社会風刺的な意味合いの方が強い作品。それを、原作では小学生の下ネタや微エロと言うオブラートを被せることで、キュートでポップな雰囲気を出してるため、そこをアニメ版で全面的に規制してしまうと、それこそ、ひたすら重い激鬱教師モノになってしまうな。着替えのシーンや、エンディングのパンチラはOKで、パンツを脱いだりスカートをたくし上げるシーン、『中出し希望』や教科書の文字、『童貞』『筆おろし』『指フェラ』などの発言、青木先生の妄想シーンなどが全て修正対象になってることから、性表現そのものよりも、小学生が教師に対して性を連想させる発言や行為をすること、教師が生徒を性の対象として意識してしまうこと等の“シチュエーション”に待ったが入ったと言う事なのだろう。だから、今後も転んだ時のパンチラのような偶発的なシーンには修正が入らないのかもしれない。どうしても規制の話にばかりなってしまいますが、本編のクオリティは高く満足。オープニングでりんが秋さんの面影と重なって夜空を見上げるシーンは、思いっきし「ななついろ★ドロップス」してたなあ(笑)。個性的な瞳の描き分けが上手くできていて、それぞれのキャラクターの性格が現れてるのが良い。エンディングは、ゲイナーダンスで噴いた。しかも動き早っ!!中毒性高いな、これ。