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マッドハウス「魍魎の匣」アニメ化決定!

驚異のベストセラー「百鬼夜行シリーズ」最高傑作、待望の完全アニメ化!!

全9冊で累計500万部を超える京極夏彦の人気長編「百鬼夜行シリーズ」。衝撃的なデビューを飾った『姑獲鳥(うぶめ)の夏』は「推理小説の枠を超えた“超絶ミステリ”」と絶賛され、「憑物(つきもの)落とし」という斬新な主人公を生み出し、2005年に実相寺昭雄監督により、映画化された。第二弾となる『魍魎の匣』は、登場人物の魅力を更に深めると共に、様々な事件を複雑に絡めながら最後には驚くべき結末が用意され、日本推理作家協会賞に輝くなど幅広い読者層から熱狂的に支持され続けている。1,000ページを超える長大なボリュームと、妖しくも美しく「映像化不可能」と言われた作品世界が、2007年、原田眞人監督によって、映画化された。今回、実写映画で表現されてきたこの独特の“京極ワールド”に、かねてからファンの間で熱望されていたアニメ化が決定!

【スタッフ】
原作:京極夏彦講談社刊)
企画:丸山正雄
監督:中村亮介(『モンスター』監督助手、『デスノート』絵コンテ・演出)
シリーズ構成:村井さだゆき(『ブギーポップは笑わない』『パーフェクト・ブルー』『千年女優』脚本)
キャラクター原案:CLAMP(『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『×××HOLiC』連載中
          『コードギアス 反逆のルルーシュ』キャラクター原案)
キャラクターデザイン:西田亜沙子(『シムーン』『桃花月憚』キャラクターデザイン・総作画監督
             『ヴァンパイア騎士』キャラクターデザイン)
色彩設計:大野春恵(『CLAYMORE』『逆境無頼カイジ色彩設計)
美術監督:金子英俊(『はじめの一歩』『十兵衛ちゃん』『シグルイ美術監督)
撮影監督:五十嵐慎一(『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』『エル・カザド』撮影監督)
CGディレクター:菅友彦(『capeta』CGチーフアニメーター、『ポルフィーの長い旅』CG担当)
プロップデザイン:木村雅広(『DEVIL MAY CRY』プロップデザイン、『BALCK LAGOON』プロップ・メカニック設定)
編集:寺内 聡(『はじめの一歩』『逆境無頼カイジ』編集)
アニメーション制作:マッドハウス

【キャスト】
未定

【ストーリー】
戦後間もない東京、美少女のバラバラ殺人事件が世間を騒がせている。そんな中、引退した元女優・柚木(ゆずき)陽子の妹が行方不明に。ときを同じくして、匣を祀る奇妙な霊能者、そして巨大な匣型の建物の存在が明らかに――匣を巡る虚妄が奇怪な事件を結んでゆく。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ集まる。果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?

百鬼夜行シリーズ解説】
昭和20年代末を主な舞台に、主人公・京極堂中禅寺秋彦)が妖怪にまつわる奇怪な事件を「落とす」長編小説シリーズ。現在、第九弾まで発表されている。『姑獲鳥の夏』(1994年) 『魍魎の匣』(1995年) 『狂骨の夢』(1995年) 『鉄鼠の檻』(1996年) 『絡新婦の理』(1996年) 『塗仏の宴 宴の支度』(1998年) 『塗仏の宴 宴の始末』(1998年) 『陰摩羅鬼の瑕』(2003年) 『邪魅の雫』(2006年)第一弾『姑獲鳥の夏』は05年に実相時昭雄監督の手により映画化された。シリーズは講談社ノベルスから刊行されたのち、講談社文庫から通常文庫版と分冊文庫版が刊行されている。また長編小説に登場する脇役を主人公にした中篇連作小説集として『百鬼夜行―陰』『百器徒然袋―雨』『今昔続百鬼―雲 多々良先生行状記』『百器徒然袋―風』が刊行されている。

【原作者紹介】
京極夏彦<プロフィール>
北海道小樽市出身。桑沢デザイン研究所を経て、広告代理店等に勤務の後、制作プロダクションを設立。アートディレクターとして、現在でもデザイン・装丁を手掛ける。現在、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員、関東水木会会員。1994年『姑獲鳥の夏』で衝撃的なデビューを飾る。96年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門、97年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花賞、03年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞を受賞。04年『後巷説百物語』で第130回直木賞受賞。

【登場人物紹介】<シリーズレギュラー>
京極堂(中禅寺 秋彦)

中野の古本屋「京極堂」店主にして武蔵晴明神社の神主。陰陽師としての顔も持ち、拝み屋として憑物落としを行い数々の難事件を解き明かす。博覧強記、殊に全国の宗教・習俗、口碑伝承の類について無類の知識を持つ。旧制高校時代、榎木津礼二郎の一級下で関口巽と同級。

■榎木津 礼二郎

職業探偵。ただしまともに捜査を行ったためしはない。旧制高校京極堂、関口の一期先輩で、木場とは幼馴染。父は旧子爵榎木津幹麿。陽気で天衣無縫、天真爛漫、むしろ躁病気味。生来視力が弱く、代わりに他人の脳内に浮かぶイメイジ(=記憶の再構成)を見る能力が備わったという。戦争中に照明弾をまともに食らい、左目はほとんど見えなくなる。これにより、見る力がさらに強くなった。

■木場 修太郎

東京警視庁捜査一課の刑事。位は巡査部長。無骨な外見の通り、敵と味方、善と悪といった単純な二元論的思考を好み、勧善懲悪の時代劇や洋画を好む。捜査においては意外と冗談も利くし話術も巧みで、水商売の女達にはけっこう人気。密かに女優美波絹子のファンで、警察手帳にブロマイドを挿んでいるが、決して他人には知られたくない秘密である。

■関口 巽

鬱病の小説家。旧制高校京極堂、榎木津らと知り合う。戦争では将校として小隊を率いるも、小隊は彼ともう一人を除いてほぼ全滅。その時共に生き残った唯一の部下が木場。京極堂の妹敦子が勤める稀譚舎発行の文芸誌「近代文藝」に、ときどき短編を寄稿。その傍らアルバイトで、カストリ雑誌「月刊實録犯罪」に実録読み物を書いたりもして糊口を凌いでいる。その時のペンネームが「楚木逸己」。

■中禅寺 敦子

中禅寺秋彦の妹。

■中禅寺 千鶴子

<事件関係者>
■柚木 加菜子

私立鷹羽女学院中等部の14歳。クラスの誰より聡明で気高く、美しい。馴れ合いを嫌い、クラスの中で唯一楠本頼子とだけ親しくしていた。頼子を「楠本君」と男のように呼ぶ。外国の音楽が流れる喫茶店に出入りし、大人が読むような文学雑誌を好んで読み、頼子と自分が、お互いにお互いの生まれ変わりなのだというような夢物語を話す。

■柚木 陽子

加菜子の姉で、元映画女優の美波絹子。女優として「続・娘同心/鉄面組血風録」という三流娯楽時代劇の主演に抜擢され、その後数作の娯楽作品に出演。夏目漱石の「三四郎」の映画化で里見美禰子役という大役を得てスタアとなるが、封切り直後の昭和26年夏に突然引退。ただし、芝居は下手で台詞も棒読み。

■楠本 頼子

私立鷹羽女学院中等部の14歳。内向的で世間知らず。お嬢様ぞろいのクラスで劣等感を持っている。同じく父のいない柚木加菜子と出会い、強い同一化願望を抱く。加菜子が語った「頼子は加菜子の、加菜子は頼子の生まれ変わり」という話を表面的には信じていたが、一方では現実的な冷めた面も持っている。

■久保 竣公

『蒐集者の庭』で、文化藝術社主催本朝幻想文学新人賞を受賞した新進気鋭の幻想作家。稀譚舎にて急病で倒れた作家荒川敦の代打で埋め草の原稿執筆を依頼される。担当は関口と同じ小泉珠代。早書きで有名。八月三十日に引き受けた仕事を、九月七日には前編を上げて郵便で送っている。二十歳前後。

■美馬坂 幸四郎

美馬坂近代医学研究所の所長。戦前は神のメス裁きとまでいわれた天才的外科医で、戦争中は陸軍第十二特別研究施設において、秘密の研究をしていたという。

■鳥口 守彦

■寺田兵衛

■青木 文蔵

(C)京極夏彦魍魎の匣製作委員会


再延期回数記録を更新し続けていた「おまかせ!とらぶる天使」が遂に発売中止。まあ、飲み会の席で某流通の中の人に、1年以上前の時点で出ないよ〜と言われていたので奇跡は起きないと諦めてましたが、引き延ばし工作も万策尽きたようで…。

「スレイヤーズREVOLUTION」第2話

昨日発売されたドラゴンエイジで連載中の先行コミック版で、ポコタの正体が判明したり、ゼロスが胡散臭さ全開で登場したり、封魔装甲ザナッファーやズーマも出てきたりと、無印・NEXT・TRYで描かれなかった『白銀の魔獣』『ヴェゼンディの闇』のエピソードを、第2部以降のキャラ設定で補完するのは確定のようで。
罪状=リナ・インバースだからで逮捕されそうになった所から、改めて現状整理。状況証拠を並べると本当にリナが犯人に思えてくる罠。孔明か。現行犯の存在をすっかり忘れて勘違いしてる、ボケに振り回されるキャラの掛け合いはまさにスレイヤーズ。シリアスな状況をギャグテイストで突っ走りつつも、時折見せるリナのマジメ口調とBGMが合わさった瞬間の高揚感は今でもゾクゾクするなあ。手っ取り早く自分の容疑を晴らす方法は真犯人を捕まえてしまえば良い。アリバイとか気にする必要があるミステリーではないので、早速姿を現す小動物。リナ+ガウリイvsポコタの魔法合戦は、大技の撃ち合いではなく、テンポ良く小技を繰り出して頭脳戦の応訴が色濃く出てるのが良いね。原作寄りかも。魔風(ディム・ウイン)ばかり連発してるポコタに対して、封気結界呪(ウインディ・シールド)で余裕で防いだり、小鳥召喚(フェリアス・ブリード)で意表を突いたり、魔法のデパートの如くレパートリーの豊富なリナの方がやはり上手だ。でも、平たい胸と言うNGワードを出してしまったので、前回使えなかった鬱憤もあって、最後は魔力増幅版・竜破斬(ドラグ・スレイブ)炸裂オチになってしまいましたが(笑)。ポコタが光の剣のレプリカを作ってる理由は、ザナッファーに対抗する為だろう。リナ側としては、既に神滅斬(ラグナ・ブレード)と言う切り札が存在してるので、カタルシスが得られるかどうかは話の転がし方次第?

「魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜」第2話

前作の東京タワー曲げに続く伝説の誕生を目撃した!物語的に何の脈絡もなく唐突に首都高からタンクローリーダイブ!どう見ても白昼の惨劇!!映像がシュールすぎる!!!防音壁に傷すら付けずに落ちてくるとか、ジャンプ台でも設置してあったんだろうか?しかも、いくらソラの魔法で死傷者が出なかったとは言え、あれだけ大きな事故なのに、事情聴取もなくスルーだったりするし、野次馬…と言うか、東京にしては人が異常に少なすぎたり、違和感が拭えません。前回、リアルに描き込んだ背景の上でアニメキャラを動かして珍妙になった部分はさすがにスタッフも気付いたのか、今回は、止め絵の背景だけ写して人が全然映ってないのに外からセリフだけ聞こえてるか、逆に人物のアップばかりで背景を捨てるか、どちらかに割り切ったようだ。そのせいで、カメラワークやカット割りが酷く単調になってしまってるんだけど。おまけに、前回のお風呂の栓が抜けているのに、お湯がたっぷり張ってある点や、今回の飛行場のカットで個人ブログの写真トレース疑惑やらが浮上して、竜美堂のサイトに書かれてることは誇張表現で、やっぱり写真をレタッチしてるのではないかと炎上中?アニメじゃなくて、よしづきくみち絵でピクチャードラマに仕立てた方が良かったのでは?研修あたりまではともかく、後半は下北沢の雰囲気に浸らせるのかと思いきや、「BECK」がやりたいだけのようだった。ソラがハァハァしてる描写は、北海道から出てきて疲労してるだけなのか、何か別の理由があるのか、ミスリードっぽいなあ。交番の前でタンクローリーの衝撃に驚いた後の苦しそうな場面はあからさまに怪しかった。コミック板同様、魔法絡みの何かを背負っていて余命1ヶ月設定あり??だとすれば、生き返らせる魔法の話題もあったし、覚醒した後の豪太の魔法が鍵になりそうですが。