MOON PHASE 雑記

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TVA「ファイト一発!充電ちゃん!!」地上波に先駆けて2009年5月よりAT-Xにて先行放送決定!

また、今後のコンテンツ強化・365日24時間放送化の為、2009年4月よりAT-Xの月額視聴料金が、現行の1,575円から1,890円に変更。AT-X視聴料金変更のお知らせプレスリリース(AT-X加入者には同じ内容のチラシを2009年1月1日配布予定)より。

「喰霊-零-」第11話

喰霊-零-」で、次回予想が当たったのははじめてかもしれん。と言っても、いわゆる予定調和だからなあ。原作では既に故人だった神楽パパ、原作では不在のアニメオリジナルキャラ・ナブーの片割れ、二階堂女史、菖蒲室長らが次々と黄泉の前に倒れていく…。父親の叫びでも身体が動かず躊躇してしまった神楽は、命をかけた親バカだった父の心の内を知って、最後の最後でようやく父娘になれた。そして、白叡を継承した神楽は、全てを忘れるのか、全てを背負うのか、覚悟を決める時が来たと言う話。獅子王の乱紅蓮と比べると、術者の魂と繋がってるから活動範囲は狭いし、受けたダメージは術者に返ってくるし、白叡は使い勝手悪すぎるな。とても最強の霊獣とは思えないぞ。黄泉が土宮家に抱いていた憧れは、感情が憎悪だけになったら目障りと認識したらしい。殺生石の束縛が緩んで一時的に理性を取り戻した黄泉は自害を図るけど、殺生石の力がそれを拒む。神楽と腑抜けたノリちゃんを除いた対策室vs黄泉は、前回の桜庭殉職シーンの緊張感よりも、アクション重視のシーンになってた感じ。主に、魔改造しまくってた室長の車椅子無双が原因なんだけど(笑)。室長の車椅子と、ナツキのバイクの設計者は同じだろうね。マイケル師匠のライバルに違いない。しかし、父を看取って決意の眼差しの神楽という超シリアスなシーンを台無しにするマイケル師匠のインパクトはどうにかならなかったのかと(笑)。室長が大切な人を自分で殺したことも、これから神楽が選ばなければならないことに繋がってるわけか。岩端さんの顔の傷や、黄泉の左足の切り傷など、原作では詳しく語られてない細かい設定もわざわざ拾ってるので、そう考えると、神楽の友人2人の安否が不安になるなあ。神楽は今回で覚悟完了したように見えるけど、もう一押しするつもりだろうか?原作では、神楽が黄泉を殺したのはマイケル師匠から受け取ったマイケル13号ではなくて、ノリちゃんが持ってる武器なので、ノリちゃんの最後の役目は、あの武器を神楽に託すことだろうけど。神楽が剣を使わず法術で戦うスタイルに変わった原因も判明するのかな?あとは、室長がさり気なく明かしてた殺生石=九尾の魂を封印した欠片のことやら、三途河の目的やら、物語の根底に関わる重要な伏線をどう処理するかが気になる。やっぱり、続きは原作でね!の投げっぱなしエンドなのか?…とまあ、今期のアニメで最もサプライズを提供してくれたと思われる作品も、次回でいよいよ最終回。原作に繋げるのなら、神楽に殺された黄泉は三途河のせいで成仏できずに悪霊化、そうとも知らずにお役目を続けていた神楽が、最後に剣ちゃんとニアミスする展開でお願いします。