MOON PHASE 雑記

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2ヶ月ぶりに感想を書いたので、若干リハビリ中。

Ys SEVEN」Normalモードでクリア。生粋のイースファンなら色々と不満も出てるんでしょうけど、個人的には十分楽しめました。「英雄伝説」シリーズと比べたら、シナリオのボリューム不足はどうしても否めないものの、久々に満足感を得られるイースがプレイできた感じ。ティアとマヤの別れでちょっとホロリとしたけど、エンディングのマヤの絵はそれ以上に反則過ぎる。ファルコムゲーで、最終的にヒロインが助からないのは、PC98版の「英雄伝説IV」以来だろうか?でも、不評すぎて、リメイクWIN版では大幅にシナリオが修正された「英雄伝説IV」の時とは違い、今回は精神的には救われてるし、再会を匂わして未来への希望も紡いでるから、切ないけど爽やかな終わり方になっていて良かった。エンディングでのアイシャの語りにも絵が欲しかったなあ。初回プレイでは、お嬢様の宝石ミニクエストだけ失敗したのが悔しいぜ。ようやく、『アルタゴの五大竜』が出たので、次こそファルコム版・真「イースIV」が出て欲しい。まあ、年末ぐらいからフェアとかで活発化してくる「英雄伝説VII」と、「Ys SEVEN」のマルチプラットフォーム展開が先だろうけど。

Ys SEVEN」が終わったので、Twinkle「トロピカルKISS」を攻略開始。まだ2人目の途中ですが、意外な伏兵の予感。「大正野球娘。」のアニメ版キャラクターデザインで知名度上昇中のこうたろ氏を原画に起用していると言うタイミングの良さもあるし、派手さはないものの、「夢見師」&「夢見白書」の木村ころや氏が手掛けるシナリオも面白い。味付け程度で重すぎないシリアスも◎。これは、「車輪の国、向日葵の少女」の時みたいに、口コミで評判が広まって、地味にブレイクするタイプかも。

「そらのおとしもの」第1話

原作既読。欲望に忠実すぎる稀代の変態主人公・智樹の元に、自称愛玩用エンジェロイド・イカロスが落ちて来たことで非日常な毎日が始まる、落ちモノハーレム系ドタバタラブコメディ。今期トップクラスの作画クオリティで、最低なバカをやる。頭悪すぎて惚れるわ(笑)。会長の出番が早いぐらいで、他はほぼ原作通りの内容。まんま美少女萌エロドラえもん+『どくさいスイッチ』だよね。多少規制されていて、下着姿が画面から見切れていたり、そはらの乳揉みがカットされていたり、もっこりに逆光が射してたりしてたけど、謎のスモッグのような致命的な修正ではなかったので、この程度なら許容範囲かな。思春期の男の子の欲望を具現化したような智樹の性格を受け入れられるかどうかで評価が真っ二つになりそう。個人的には、智樹みたいな主人公は大好きですが。ウザいけど(笑)。全裸で町を駆け出したり、幼なじみの胸を揉んだり、イカロスを脱がしたりしてるのに、あそこで尻込みしてしまうのが童貞中学生の限界か。次回の空飛ぶパンツ回には期待。アニメ版は1クールで、5話か6話でニンフが登場するっぽいから、ニンフを助けるところまでかなあ?一番キリが良さそうだし。原作でも未解決なシナプス絡みのシリアス分は薄めでお願いしたい。公式サイトの抱き枕カバーの情報で思わせぶりなことが書かれてるけど、後でガッカリしないための予防線として、アストレアの登場はあまり期待しないでおこう…。もしかしたら、TV未放送の第13話に登場するかもしれないな。

「聖剣の刀鍛冶」第1話

原作は途中まで既読。先月出た最新7巻で一区切りついたらしいので、早くそこまで読んでしまいたいのですが。オープニングに不能シーグフリードが出てたけど、1クールでどこまでやるんだろう?1話の端折り方からして、超圧縮展開で原作最新巻まで消化してしまうのだろうか?マングローブがはじめて手掛ける原作付き作品かつ、昨今ロボット物と並んで激減した異世界ファンタジー物と言うことで期待してました。へっぽこ騎士セシリーの成長物語と思っておけば良いのかな?とりあえず、作画に関しては余裕で水準をクリアしてるので文句はなし。ただ、作画に傾倒しすぎて話がおざなりになってる感じ。なぜセシリーがルークが鍛冶屋だと知ってる前提で進んでるのか脳内補完しなければならなかったり、この世界の常識だから説明する必要がないとでも言うのか、悪魔契約に関して説明がなかったり、女主人公だからこその下ネタコントが端折られてしまって残念だったり。あと、鍛錬シーンに力を入れていて、そこを見て欲しいのはわかるんだけど、そのせいで、時間稼ぎのはずが、悪魔が空気読みすぎて攻撃してこないから時間稼ぎする必要もなく、セシリーも棒立ちと言う違和感ありまくりのシーンになってしまっていたなあ。この場面の見せ方は、マンガ版が秀逸すぎた。いや、別に、セシリーのおっぱいポロリが見たかったわけじゃない、です、よ?それにしても、セシリーのおっぱいアーマーは、誰がどうやって型を取ったのか気になって仕方がないのは自分だけじゃないはず。“わたしを見て欲しい!”発言の時にルークの透視能力が発動してセシリーの服が透ける演出はGJでしたが。リサのエンディング曲は、某軽音部のキャラソンにしか聞こえないぜ(笑)。

せい☆ぞん「生徒会の一存」第1話

原作既読。くりむの命令で鍵が生徒会の日々を綴った小説を執筆し、富士見書房に掛け合って出版しているのが『碧陽学園生徒会議事録』と言うメタフィクションな設定。過去のとある事件が原因で、美少女だらけの生徒会から、果ては全校女子生徒を自らのハーレムにして幸せにすると言う野望を持つ主人公・鍵と、人気投票システムによって選出された生徒会美少女メンバーが、生徒会室の中で、日々ひたすらパロネタやオタネタを織り交ぜて駄弁ってるだけと言う、色々な意味で挑戦的な内容なので、原作が売れてる分だけファンも多いけど、それと同じぐらいアンチも量産しているのではないかと思われる。誰もが思うであろう、ドラマCDで十分じゃないかと言うツッコミは、作中で自虐ネタとして取り扱われてしまっているし、パロネタの元ネタ探しは手垢に塗れてしまってるので、感想サイト泣かせの作品なんだよなあ。舞台が生徒会室のみ(+企業編の一部で講堂)で動きがほとんどないので、妄想シーン以外はいかに女の子を可愛く描いてくれるかが大事なのに、いつものスタジオディーンらしくガッカリ作画なのは…。しかも、媒体の違いで、キー君のモノローグがないのが痛いね。アバンの会話劇などそれなりにアレンジはあるものの、パロネタを含めて、ほぼ原作1話+原作5巻の話と言う構成。“ぺったんこ”の話を組み合わせつつ、一人で頑張っちゃうキー君オチに持っていったのは悪くなかったな。ナチュラルに真儀瑠先生が登場してるところから察するに、企業編はスルーか?花田大先生ワールドが炸裂して、後半で企業編の超展開になる悪夢と言うのも、怖い物見たさでちょっぴり期待してるんだけど(笑)。オープニング・エンディング曲に、作中に登場する“あの”電波ソングをレギュラー起用する度胸はさすがになかったようだ。