MOON PHASE 雑記

ニュースサイトMOON PHASEのブログ

「Angel Beats!」第6話

せっかく厨二病を具現化したような世界にいるんだし、『我こそが神』とか1度は言ってみたいセリフだよね。

中ボスにも成りきれない噛ませ副会長にSSS団が引っかき回されている間に、音無くんは天使ちゃんをナンパしてる話。ここまで卑劣な手段で天使を追い詰めて、ようやく、私たちには天使が必要と言う結論を導き出すゆりっぺは判断が遅すぎないか?一般生徒とそれ以外を見分ける明確な手段は無さそうだし、今まで一般生徒っぽいと言うだけで調査を怠っていたのか?まあ、模範的行動すると消えると言う仮説を立てるに至るまでだけでも、音無くんが来る前にかなりの犠牲を出した結果なのかもしれないけど。それにしても、長い時間掻けて天使を閉じ込める檻を作ったり、自分たちの存在理由が神候補だとして、安らぎを与えるために催眠術を会得したり、直井くんはツッコミどころ満載の逸材だな。SSS団入りフラグを立ててたのも納得。そもそも、催眠術使えるのに、なぜ最初に反省室に入れた時に実行しなかったんだ?結局のところ、死んだ兄になりきるために自我を抑圧していた反動で、暴力衝動を抑えきれず、それをSSS団に向けて発散させることの方が重要な要素で、安らぎを与えるなんてのは方便だったと考えるのが妥当だろうね。今回の騒動でわかったのは、天使が必要と言うだけでなく、天使の中でも、模範的行動すると消えると言うのは事実として認識していると言う事、また、天使ちゃんがハンドソニックを作ったのは自衛のためであって、SSS団と敵対するためと言うよりも、むしろ、彼らに消えて欲しくないからこそ、自ら汚れ役を被ってるような感じ。前回のイジメに続いて、あの孤独描写の切なすぎること。普通に考えれば、仮説がボロボロのゆりっぺへの不信感が募って、SSS団がバラバラになるのも時間の問題なんだろうけど、SSS団は基本バカばっかりだからなあ(笑)。SSS団はともかく、視聴者側の多くが天使ちゃんに鞍替えしたのではないかと思われる。直井くんに掴まれてる血溜まりゆりっぺは妙に色っぽかったけど、リョ、リョナ好きだからじゃないぞ!偽りで人生を上塗りするな!と、いきなり熱血キャラになった音無くんですが、そんな音無くん自身が人生の記憶を持ってないので違和感ありまくりの説教。記憶のない自分があるから、他者の人生の尊さをより強く感じた故の叫びだったのか、それとも、記憶のないことを含めて、音無くんは世界の謎を解くために何者かによって最初から仕組まれた存在なのか?