(TVA)(おおきく振りかぶって) 第22話 『防げ!』

8裏 西浦3−3桐青 0 0 0 ランナーなし
 前回 なんとかかんとか 同点に追いついた 西浦です
廉は あと二回とは言ってますが 高校野球の場合は基本的には決着がつくまでですからね 同点なら 延長の場合もあります
桐青のバッターは 青木からです
ネクストバッターズサークルから打席を見守っている 河合は 決め球が ストレートになっている事を もう見抜いてますね
そして これからは ストレートも目一杯使って来るだろうし 青木ならばもしかすると 打てるかもしけないと考えています
一方バッテリーですが こちらも これからは ストレートをメインに勝負しようと思ってますね、 これで 完全に真っ向勝負となりましたね

 初球 遅いストレートを投げますが ボールと思って 完全に 見逃しています
ここまで温存していた甲斐があって まだまだ 青木は思ったより 伸びてくる独特の感覚に慣れていない様子ですね
二球目は 低いと思ったけど空振りしています、 ここで 阿部は 「わざとバットをずらしたような」と違和感を感じているようですね
見てた感じだと 全然 合わずに 空振ってしまったように見えたのですが 阿部には 何か 気づくことが合ったのでしょうか
青木は やっぱりまだ合わせ切れてないようですが 半端なスイングはしないようにしようと割り切ったようですね
河合は 青木相手でも三球でしとめに来るかと思ってましたが バッテリーは わざと高めのストレートを投げて一球外します
この一球の見せ球の間に 青木は 「やっぱり 決め球は シュートかカーブで」というように絞り込みます
が、 阿部の要求した球は ストレート、 全く手を出せずに 見逃しの三振です
8裏 西浦3−3桐青 0 0 1 ランナーなし

 河合は 「もう 決め球は ストレートで確定だろ」と結論付けてますね
そして 廉のストレートを唯一打ったのは 前川だったという事で その時にどんなバッティングをしたのかをあらかじめ聞いてたようです
それは 「ストレートが来たから カットしようと思った」という事で それをヒントにしようとしてますね 抜け目が無いなぁ〜 笑)
初球は捨てて 軌道を確認する事にしてます、 ホップする事は もちろん無いわけで 「思ったよりも落ちない(伸びる)」というのが 廉の球なんですよね
二球目は わざとタイミングを遅らせて 振ってみる作戦です、 つまり カットするような感覚で振ってみるという事ですね
しかし 付け焼刃では当てる事も出来ずに 空振っていますね、 ここまでは ノーツーと 簡単に追い込まれてますね
三球目はカットするというよりは カーブを打つという感覚で振っていますね、 もちろん 阿部は いろいろと試しているって事に気づいてますよね
ここは当然 ストレートじゃなくて 変化球で来る所でしょう でも カーブですか、 体勢を崩しそうになりながらも しぶとく打ち返されました
8裏 西浦3−3桐青 0 0 1 一塁
ん〜 個人的な意見だと ストレートの研究を 回避するために カーブはちょっと無いかなぁ、 カーブって 桐青はもう慣れてるはずなんですよね
むしろここは たとえ球数が多くなっても(廉にとっての)速いストレートとか あえて ボールになる別の変化球をわざと続けて 「お前にはもう 遅いストレート投げないよ」と
印象付けてから 遅いストレートを投げるとかの方が、 こういう 常に研究しているバッターに対しては 有効だと思うんですよね
そういう意味だと カーブは ちょっと軽率でしたね
でも このプレイで 監督が 「決め球は やっぱ カーブなんじゃないのか?」と思ってしまった事ですよね、 まだまだ ストレートか カーブか迷っているわけですね
怪我の功名ってやつ になりそうな ならなそうな、 まぁ まだまだ 分かりませんね
なんだかんだで 監督も 遅いストレートには まだ注目しているし ストレート カーブの どちらで決めるのかというのは まだまだ流動的です
ストレートに絞ったら これまで 打たれていた カーブも投げるという姿勢を見せた 阿部を 河合も評価してます
でも 上にも (個人的意見を)書いたとおり カーブはちょっと 急ぎすぎた感もあるんですよね
まぁ ここら辺の 駆け引きが めっちゃ面白いんですけどね 笑)

 ランナーが出たという事で ここは 手堅く 送りバントでしょうね
これまでの展開から 阿部は フライで討ち取るのは不利と見て カーブを投げて 転がしてもらうという作戦にでます
が、 なんと 桐青は ヒットエンドランという攻撃的な野球に 変えて来てます、 これは ある程度 カーブを投げるという予測でやったのでしょうか
8裏 西浦3−3桐青 0 0 1 一塁 二塁

 またまた 雲行きが怪しくなってきましたね、 そして また バントの構え、 先ほども 送りバントの構えから バスターだったわけで
今回も 送りバントと見せかけて バスターで来る可能性も あるわけです、 つまり これはどういうことかというと
送りバントと前提して前進してると バスターされると下手すると得点だし、 バスターだと仮定して引いていると 送りバントで来られてしまうと言うことです
まりあ は バスターを前提としてますね、 阿部は バントで来ると思って カーブを要求しますが・・・・
またもやバスター しかも レフト方向に抜けます、 中継プレイを試みますが
タイミング的にはアウトに見えましたが 無常にも セーフ
8裏 西浦3−4桐青 0 0 1 一塁 三塁

 さらに 桐青は バントの構え、 もう いやらしいなぁ 笑)
とりあえずは スクイズ警戒ですね これはしょうがない
スクイズ警戒で 内野手 と 廉が ホームに突っ込みますが やはり バスターで 今度は ピッチャー返し なんとか 取ろうとしますが はじかれます
廉がボールを見失っている合間に 二塁を狙ったり ホームに突っ込んだりと あわただしく動きます、 しかし 廉は 何故か落ち着きが無いですね
まぁ なんとか バックホームして ホームはアウト
まぁ これは 阿部は怒るわ 笑)、 タイムを取って 廉の 胸ぐらを掴みます 笑)
って ええええええぇぇぇぇ!!! バックホームしなかったのは クロスプレイで 阿部が吹っ飛ぶと思ったからってか? 笑)
声出して笑ってしまったじゃないか 笑)
8裏 西浦3−4桐青 0 0 2 三塁
やはり 下位打線では 廉の ストレートには全く歯が立たず 三球三振
9表 西浦3−4桐青 0 0 0 ランナーなし

 同点から 一点を追う展開に もう 本当に 首の皮一枚の状態です
もちろん 9回なので 最低でも 一点を取らなければ ゲームセットです