靴のグリップ音の話。の巻

福岡へ行ってきました。
片道8時間の道のり。
過酷だったわ〜。
行きは元気だったけど、帰りはビリーさんしか運転してないのに、車に乗ってコーラを飲んでいるだけでくたびれました。
でもまた行きたい!
きっと行きます。


さて、帰りの車内での、とてもとても伝わりにくい話。
まず、しほうが
「四隅を移動する山小屋の怪談(知らない人はコチラをご参照ください)を科学的に説明するにはどうすればいいかなって考えたんだよね」
と言って、
動く歩道だったんだよ!AがBの位置に行った後、動く歩道でまた元の位置に戻ってて、だからDがAにタッチできたんだよ!」
などという暴論を吐きまして、僕は一貫して、
動く歩道があるならその部屋暖房が効くし暖かく眠れるだろ!」
というつまらない立場で、みんなもやっぱり「動く歩道説」には無理があると思っているようでした。


では、他のよくある怪談を科学的に説明してみよう!ということになり、ビリーさんがこういう怪談を話してくれました。


「あるやん、あの、踏み切りの向かい側に女の人がおって、なんとなくあの人幽霊ちゃうかな〜って思ってて、踏み切りが上がってすれ違うときに「なんでわかった?」って言われるやつ!」


きゃーー!!
怖い!


ともかく科学的に解明すべく、僕は
「幻聴やろ。精神科行ったほうがええやで」
などとつまらないことを言ってしまって、あぁ、僕はつまらないオトナになってしまったのだなぁ、などと思っていました。


そうしたらいままでおとなしかった宇宙が、
「靴のグリップちゃいます?」
と言いました。
車内の空気が、
「はぁっ?」
となりましたが、宇宙は続けます。


「いや、靴のグリップの音が「なんでわかった?」に聞こえたんちゃいます?」


ここでみんなは宇宙の発言の意味に気づき、
「こいつ、マジか!?」
と思いました。


さらに宇宙は、
「ほら、ワークマンとかで売ってる靴って、滑らへんようになってて、靴のグリップ音がするじゃないっすか」
と続けるので、みんな、
「いや、わかってるけど…。なにその発想…」
となって、怪談を科学的に説明するはずだったのに宇宙が斬新すぎる狂気を足し算してきたせいで、みんなで狂って腹が痛くなるまで笑いました。


以上。


う〜ん。
やっぱりこの話伝わりにくいなぁ。
ちょい、別のメンバー視点でも書いてもらいます。


ちなみに宇宙は普段から靴のグリップ音が自分を呼んでいる声だと勘違いして、靴のグリップ音に、
「はい?」
と言ってしまっては、
「あ、靴のグリップ音か」
となっているそうです。


この話が一番怖かったです。
だれか、科学的に説明してくれ!


藤谷☆ゆーた