THE WHO 来日までの COUNT DOWN 23日 ザ・フー

 さらば青春の光を見たことは1回しかない。80年代前半に、映画館で。 一度しか見ていないくらいなので、期待していたわりには感動はなかったというのが、率直な感想です。
 ただイギリス人に言わせると、物凄くリアルにモッズとかその時代が描かれているそうです。ピーター・バラカンだけでなく、他のイギリス人からも同じように聞いたことがあるので、間違いないでしょう。
 モッズに関心のある人の必見ムービーとして、カルトな青春映画として、日本では数年毎に小さな小さなブームを繰り返し、今では誰もが知っているわけではないが、決して忘れ去られることない映画のひとつになっています。このはてなダイアリーの検索を見ても、頻繁に誰かが話題にしているほどです。
 この映画のロケ地になったブライトンは、フーファンには特別な響きを持っている。主人公ジミーがさまよい、騒動を起こし、海に飛び込み、べスパで断崖絶壁から海へ飛びこもうとした場所。海に対するイメージの大部分をブライトンに占められてしまっている人も多いだろう。私ものその一人です。一度、癒しに行ってみたくなるほどの場所です。実際は普通のマリンリゾートなんだろうとは思いながら。
 フーファンのQuadropheniaは映画「さらば青春の光」ではなく、アルバムのブックレットにある写真とストーリーを基に自分で描いた世界の方がふさわしいのかもしれません。 そういえば、この映画を見てフーのファンになったという話はあまり聞いたことが無いですね。
 追記 6月28日ののHeat Waveについての記載でdancing in the streetをフーがBBC sessionsでスタジオライブでカバーしているのを書くのを忘れていました。フーらしいアレンジです。この曲を聴く時は、やっぱりオリジナルが良さそうです。