第１試合、日本生命vsJR四国。試合自体は…まあ、日本生命の打線が火を噴くとこうなる、という見本のような試合（遠い目）味方でも怖いと思ったよ…。で、実は。今回一番驚いたのは、日本生命・小林捕手が「間に合った」ところだったり。…今だから言える話だけれど、９月の予選の時、小林捕手はスタンドで左腕が包帯でがっちり固定されていながら雑用していたのを見ていたわけで…。…治って良かったね。あ、日本生命・小田選手はバースデーアーチだったんだ（毎日新聞より）。でもって、実は活躍したというか、手をつけられなかったのは日本生命・井上選手の方だった（スポーツニッポンより）。最初はポテンヒット気味だったけど、後はもう完璧なヒット。ただ、一つだけ言うと、全く自信がなくてもプロに行って活躍した選手*1を知っているから、そこは気にしなくていいと思うよ？あ、個人的に見たい人は、相変わらず雑用系を率先してやっていたのが目に入ったり。皆打線に夢中になっている時に、しれっと吉原投手のキャッチボール相手してあげてたり（本来は捕手の役目なのに）、試合終了後もしれっと柿田投手のクールダウンキャッチボールの相手してあげてたり（それも捕手の役目）。そういえば、日本生命のスタンド、盛り上がりもいいけど、結構社員の個人応援も頑張ってた。吉原投手の応援、某京セラを本拠地にしているプロ球団の選手単位TシャツみたいなおそろいのTシャツ作って着てたもんね。一瞬、本気で某プロ球団のTシャツだと思った*2。
第２試合、新日鐵住金かずさマジックvsJR東海。気にしている選手が所属していることが多い２チームだが、新日鐵住金かずさマジックは私の好きなところがベンチアウトとかベンチいるけど殆ど姿見ていないとか*3そんな扱いで、一方JR東海は四番打者に池田選手（！？）、五番打者にDHで高廣選手とかが入ってきている上に、黒岩投手や白川捕手までベンチ入りしていて（後に両選手とも試合出場）、JR東海を応援せざるを得ない、という状況に（え）。で、試合。新日鐵住金かずさマジックがいきなり偵察メンバーとか使ってきて笑いつつ。でも、偵察メンバーだった中川投手、試合出られないのにずっとバット引きとか雑用していて、正直可哀想だったよ…。JR東海が打てなかったというのもあるのだけれど、１つのターニングポイントは、犠飛での先制点。新日鐵住金かずさマジック・加治屋選手の犠飛だったけれど、ここで万全を期すなら、川野投手を黒岩投手に替えるのではなく、左投手に替える必要があったのではないかと思う。加治屋選手は、偵察メンバーまで使うほどだったんだよ？恐らく、左投手を苦手にしているから、そういうことをやったわけで。秋葉投手や山内投手が控えているんだから、左投手で行くべきだったんじゃないかなあ。打てなかったのは…個人的には残念だったが、池田選手が全く当てられなかった…。チャンスもあったのに。それで、高廣選手の前でその回が終了することがしばしば。高廣選手は先頭打者のような仕事も今回はできたので、それはそれで問題はなかったかもしれないけど…。あ、高廣選手、結構ムードを盛り上げる役をやっていて、ますます好印象。恐らく同じ部の同僚の皆様が、打席で応援ボード掲げまくっていたのも印象的。
第３試合、JR東日本vs新日鐵住金広畑。やった！コールドさせなかった！（志が低い）そりゃあ、JR東日本相手なら、覚悟も色々しているという話で。案の定、新日鐵住金広畑・山田投手が早々に捕まって、３回までで３失点だったし。…でも、その試合を、決して一歩もひかない試合にしたのは、４回から登板した深水投手だった。縁があって、大学時代に気になって、社会人でもそのいきなりの酷使振りとその後の故障に目を覆って…結局５年も追いかけているこの投手。今季西への遠征が多くて、その目的の一つは彼だったけれど、結局遠征では一度も見られず、今回が今季、最初で最後の登板観戦になって。…被安打２四球１死球１、６奪三振で４回1/3を無失点だなんて！あのJR東日本相手にだよ！？ピンチも２回あったけれど、どっちもちゃんと切り抜けたし。…いやあ、ちょっと、これは格好良すぎる。コメントも出ていたけど（毎日新聞より）、そりゃあコメントとられるよね。正直、惚れ直した（え）。８回で１アウトをとったところで降板してから、他投手が失点しちゃったのは残念だったけれどね。河野投手も社会人ラスト登板だったけれど、バックに足も引っ張られちゃったからなあ。あ、あと、新日鐵住金広畑の応援は、そのカタルシスと共に健在。ちょっと安心。ユニフォームは…若干地味になったけど、まああれはあれでいいかな？あと、実は深水投手は結構熱投派で、今回もマウンドで声上げながら投球していた。…そう、その声がスタンドに届いたんだ。JR東日本、あの都市対抗の時とはうってかわっての動員のなさのせいで。…いくら新日鐵住金広畑が地元で動員が少々多目だったからといっても、まさかJR東日本より多い状況は想定していなかった。日本選手権だとこんなものなのかね…。
